快気祝い、そのOで、かみさんと博多ビッグバンドのジャズナイトを覗
きまし。場内は、ちょっとおしゃれに着飾った青春時代をたっぷりエン
ジョイしたような紳士淑女が今や遅しと開演時間を待っています。はじ
めて能楽堂をめざしたこともあってギリギリに会場に着いたものですか
ら、自由席だったため、かみさんとは別々の席になってしまいました。
右側は足の不自由な杖をついて来た御仁。左側はスマホが親友みたいな

栄養が行き届いたヤングレディ、ふたりともバンドの演奏にあわせて、
身体を揺すっているジャズ愛好家でした。開演と同時に映画007のゴ
ールドフィンガーが場内に響き渡ります。会場は手拍子と歓声で一気に
盛り上がりました。3曲目でしたか、「ムーングロウ」が演奏されます
と場内はあり日しの青春に浸るように静かに聞き入っていました。この
曲は55年、映画「ピクニック」で流れたんですが当時、人気絶頂だっ
たW・ホールデンと男性のハードをときめかせたK・
ノヴァクがこの

ミュージック
にあわせながら近付いて踊るんです。最初は
K・ノヴァク
の妹と踊っていたんですが手拍子をとりながら妹に替わってり場に
き最後は抱き合う、、。そんなシーンをみていた、
K・ノヴァクの祖母
が瞳を輝かせながら”素敵だわ”
と呟くシーンが浮かんできました。あら脱

線しそうになりましたが56曲演奏したところでヴオーカルの登場となりました

最初にステージに登場したのは、ぽっちゃりした胸元の谷間がくっきりの小

柄な女性でした。胸元に目が行ってどんな曲を唄ったのかわかりませんでした

 

つぎに現れたのは痩せぎすで大柄の男性でした。ガーシュインの曲を3曲唄っ

て退場しました。そこでおしっこタイムになって足の悪い御仁もよろめきながら

席を立っていました。不自由な体を押してこの会場にみえたぐらい、お好きな

んだと思いました。第二部となり、デューク・エリントンカウント・ベイ

シーなどの懐かしい曲が流れて最高潮に達しました。またアのヴオー

カルの登場となり最初は胸元がみえなくなったドレスの女性が唄い、

男性は「マイウェイ」を唄って女性軍からやんやの喝采を浴びていまし

た。満喫したジャズナイトではありました。

 帰り道、かみさんが”能楽堂だったのでみんな白い足袋を穿いて
 いたでしょ。だから女性は靴が穿けなくて寸胴に見えたのよ”
 ドキッとするようなことを口にしながら男性
ヴオーカルの声が
 
よく伸びて素敵だったわ”と呟いていました。女と男の目の付け
 どころが違うというひとコマではありました   ぐっさんハイ