その事件というのはトイレなんです。もう20年以上も経っていました
からトイレだって水洗になっているだろうとシンガポール空港のトイレ
に飛び込みましたら便器の横に水道のパイプがあって戦のあとその水道
のパイプを自分で調節しながら後始末をするという昔ながらの習慣が、
流行の最先端を行くシンガポールでさえ古き伝統のままですからマレー
シアだって改良されたとは思えません。案の定マレーシアの玄関である
空港でも水道のパイプが出迎えてくれました。しかもペーパーが見当た

りません。あれだけジパングの文化に触れて水洗トイレの良さを実感し
て帰国して、やっぱり水道の蛇口を捻って戦後処理をする習慣に慣れ親
しむという頑固さはなんでしょうかね。そんなことでホテルで処理をし
ていましたら慣れないためにホースの手元が狂って浴室の床が水浸しな
ってしまい、それなりに戦後処理をして部屋に戻りましたが娘の繊細な
神経がそれを許さず叱られてしまったというわけです。苦肉の策として
処理のあと便器の上に乗ってホースをあてがうという曲芸師みたいな離
れ業で急場をしのぐという緊急事態になってしまいました。あたしゃ、

声を大にして訴えたい!ぜひトイレは水洗にしてペーパーも便器の横に
設置する!そうしたらジパングの民はもっと出かけて行きますよ。朝か
ら妙な話になってしまいましたが、以前は日本のガイドがついていくの
が当たり前でしたが旅慣れたということもあって現地の空港から現地の
ガイドが怪しげな日本語で説明していきますが、現地のひとが如何にワ
ルで危険な人物であるかを寝言みたいに吹き込みます。そうして自分が
すすめるところから買えと新興宗教の教祖みたいに繰り返します。2日

目でしたか車中で”まだ両替えをしていないひとは私が両替えします”
と発声しましたら我々以外の方は一斉に両替えして5%痩せたMドルを
手にしていました。10万円として5千円ですから旨いビジネスですな
例によって「日本語」の通じる土産物屋に案内されて土産物漬けにされ
るに本人観光客があります。私はひさしぶりに怪しげな日本語を聞きな
がら相場を探ります。そうして外に出ながらローカルのひとに怪しげな
英語で話しかけて情報収集しながら英語が湧いてくるというか言葉に慣
れるということを意識しました。

  日本語が通用する店はぼったくり屋と心せよ。 ぐっさんハイ