うたた寝をしながらラジオの深夜便を聞いていました。中井貴一がサラ
メシのエピソードを話していました。「サラメシ」とはサラリーマンの昼飯
の略称であり、スタートのときは11時台の放送だったと言っていました
昼飯の話なのになぜ深夜の放送なのかと疑問を感じながらナレーター
を続けていて、少しトーンをあげて視聴者の眠気を覚ましてやろうと思
ったと、おどけた感じの語りを思いついたとサラメシ誕生の秘話を口に
していました。大河ドラマ「武田信玄」など落ち着いた演技とは真逆の
ナレーションは中井のイメージを混乱させるには充分のもので、取材先
もなかなか興味深いですねえ。いつでしたか青森名物の「ねぶた祭り」
でメシを食っている職人ファミリーのサラメシを取材した番組がありました
が、ひと夏のフィーバーが終わるともう次の作品にかかるそうですねえ。
一部、旧作は残すことはあっても原則としては破棄するんだそうですよ。
もったいないというか製作者は祭りが終わるころには次の作品を頭のな
かでつくり上げるそうですから根っから、ねぶた祭りに浸かりきったひと、
たちなんでしょうね。博多でも同じような好き者が、つぎの作品をめざして
チエを絞っているんでしょうね。さて、中井貴一に話を戻しますが’07年と
’11年に単身で、中国映画に出演したときのことなんですが中国の辺境
の砂漠地帯のロケでコップ一杯の水で歯磨きをしたりバケツ1杯の水を
使いながら顔を洗ったり身体を拭いたりして東京に帰ってきて水道の蛇口
をひねったら飲める水がふんだんに出てきて、その有難さをしみじみと味
わったと語っていました。それに、日中は40度に近い酷暑から夜間は、
零下になる酷寒という体験をしたことのないコンディションでは不思議な知
恵が働くそうですよ。かくいう私だって暴飲暴食のでたらめの生活の果てに
病院に駆け込んで名医や素敵な看護師さんや普段は寄り付きもしないと思
っていたファミリーに伴走されていただいた命の有難さを噛みしめながらプ
ールへ行ったりコンサートで演奏に酔いながら手拍子を叩いたり健常者では
平凡でつまらない退屈な日々がいとおしく思いながら感謝感謝の生活を送ら
せていただいています。
不自由な環境が己を強くしますです 。 ぐっさんハイ