私が敬愛する方が93歳で住み慣れた住まいからケアハウスに転居
されて3か月になります。お年を召して住まいを移すということは
若いときと違って大変なカルチャーショックがあるんですねえ。
80代までは泥棒と間違われるぐらいに早起きして時間近く散策を
されたりノドを鍛えるためにお謡いやコーラスグループで見事な声
を披露したり90近くになったらカラオケの愛好会で越路吹雪の「愛
の賛歌」を熱唱してオールドレディのハートを痺れさせたり若輩の私が下を
向きたくなるぐらいお元気だったのですが、ケアハウスに転居されて環境
が変わったとたん普通のご老体になられました。私も70代の後半で、半年
間の病闘生活を経て、まだ完治ではない身の上ですが90代になると予想
以上の厳しさがあるとお会いするたびに感じているところです。でも、持ち
前の逞しさを発揮されてケアハウスでも人気者になられるのは時間の問題
だと思っています。で、かみさんとお邪魔させていただくときは掃除や洗濯
をと思っていましたらケアハウスの方が役所に相談されて高齢による、介護
保険の適用が出来るようになり介護士のお世話をいただくようになったとホッ
とした話をなさっていました。そういうようなことも周囲の善意というか関心が
あったればこそという事例を披露しました。生あるものは、すべて老いていく
のは当たり前のことではありますが、普段、何気なく過ごしている私なんです
が、いろいろ工夫したりチエを出しながらお過ごしのお姿を拝見していますと
老いていくということは大変なことなんだと実感しています。帰りがけ素敵な
文面と遭遇しましたので出前をしながら失礼します。
上手に年を重ねるには *慎み深くある
「知恵は 慎みある者たると共にある」「慎みある者とは
年齢から来る限界を否定も無視もせず 受け入れて そ
れを上手に付き合う年配の人を指しています 知恵を働
かせて 置かれた状況で最善を尽くしましょう」