海の向こうの話なんですが、世界中を巻き込んだイギリスのEU離脱
か残留かの国民投票が行われて離脱派が勝利しました。しかしこの勝
利は重大な波紋を広げています。一時、残留派の下院議員が暴漢に襲
われたことで同情票が残留派に流れるかと思われたものの最終的には
EUと縁を切るということになりました。縁を切られるEU側はイギ
リスに続けという国が出ないように結束しようと呼びかけていますが
EUに懐疑的な勢力が各国で顕在化しています。で、老兵のピンボケ

私見を出前して賢者の所見の叩き台にでもなればと思います。今回の
国を二分するするような国民投票で印象に残ったことは国会議員が射
殺されたあと数日は両派とも選挙運動をやめて喪に服しました。どこ
か国でしたら、ここぞとばかりに同情票をかき集めようとするでしょ
うし、それを批判する集団も現れるでしょうが国民やマスコミも沈黙
を守りました。マスコミといえばイギリスでは賛成か反対かを鮮明に
していました。ただ反対や批判するだけのどこかの国と違って自社と

しての姿勢を明らかにするところは印象的でした。それに日本では禁
止されている個別訪問で堂々と勧誘するシーンも印象に残りました。
街中では年齢性別を問わず議論し合い、周囲に流されないという姿勢
はたとえ親子であっても自分の意思を行使する姿も日本では数少ない
動きでした。さらに老兵の国内にストレスとして鬱憤が溜まっていた
と思いました。そのひとつは難民や所得の低いEU加盟国の他国民が流
れ込んで職を奪われたうえに彼らの医療や福祉に多額の負担を強いら

れたり治安も悪くなっていくという懸念が広がり、EU加盟時の理想と
のギャップが拡大している民意を政府が読み違えたことが鮮明に出た
と思います。次に若者は海外に出て見聞を広めたことでEU残留派が多く
高齢者はEUからあれこれ言われることを嫌い、かっての大英帝国への
郷愁が離脱へと意思表示向かわせたんじゃないでしょうか。さらにセレ
ブ層は残留を望み労働者や低所得層は食い扶持がなくなるという危機感
から離脱に向かい、そのうえ我々はイギリスを単一国家のように見てい

ますが英連邦であるスコットランドは独立志向が強く女性のリーダーは
”我々だけでもUE残留を!”と、かなきり声を張り上げています。ロ
ンドンの前市長が首相と袂を分かち英国のトランプと揶揄されながら離
脱派の旗振りをしたことが市民の怒りを買っているという話も出てきて
デモクラシーの元祖・イギリスも今回の国民投票という劇薬?で国中が
混乱の真っ盛りという状態なんですな。その余波で日本だけでなく世界
中がイギリスの動きに目が離せなくなりました。

  先週まではMASUZOEの話で連日スタートしていましたが
  先週末からはイギリスのEU問題がトップになりましたとさ。
           目が回りそうな世相の早さ ぐっさんハイ