恋人に会うようなときめきを感じながらジャカルタの国際空港に着きまし
た。東南アジアでは人気の航空会社アジア・エアラインのターミナルでし
た。驚いたのは日本ではメインのJALやANAに邪魔にならないような感
じで、ひっそりと営業しているようなイメージがありますが、ここでは独立
したターミナルがあって地元の有力航空会の「ガルーダ」と並び称せられ
るほどの利用者で混雑していました。でも格安航空会社らしく荷物は1個
23キロまで。それ以上は有料となります。搭乗手続きが終わり出国の

通関を経てセキュリティでボディチェックを受けます。気に食わないのは
ベルトを外せといわれることです。海外のは感度が敏感なんでしょうか。
やっと出発ロビーにはいり免税店をぶらつきましたがスタップはまるで、
遊び半分、接客マナーの悪さにヘキヘキして買い物気分がすっ飛んで
しまいました。出発はアナウンスが頼りですから耳を凝らして聞き取ろう
としますがひっきりなしにアナウンスされるのと慣れないので聞き取るの
に疲れます。それに海外では突然出発ゲートが変更されることが日常

茶飯事ですから。乗客らしきひとをマークしながらペナン行きに乗り込み
ました。機内は満席です。座席にはガイドブックがあって、食堂のメニュ
ーみたいなものもありました。全て有料です。予めカミさんが空港内でサ
ンドイッチを調達していましたが食べる気がしませんでした。だって機内
はごった返していて騒然とし乗務員も客の世話より、自分のことで精一
杯という状態で、とてもエンジョイできる気分にはなれませんでした。機内
で食事をとる客も多くヘンな匂いが立ち込めます。飛行時間は2時間だ

と教えられていました。普通なら入国カードを配るんですが、いつまでた
っても配る気配がありません。イスラムなのに長い髪を無造作に垂らし
た乗務員に催促しましたら、”機内ではそんなサービスはしていません
着いてから入管でもらってください”みたいなことをいっています。格安
だからそうなんだと思いながら無事ペナン空港に着きました。無事とい
えば航行中に機長のあいさつがありますが、女性の声で”ペナンまでご
案内します”みたなことをいっていましたが女性の機長でした。ペナンに

着き、職員を掴まえて”入国カードをください”といいましたら”必要ない”
といいましたので、そのままあとに続きましたら、あっけなく通過して荷物
を受け取りました。ここではチップを欲しがるひとはいませんでした。心
なしかインデアンや中国系のひとが多いように思えました。すぐ我々の目
の前に日焼けした精悍な彼が現れてハグをしながら涙声で”会いたかっ
た!”と叫びましたら戦友は無言のまま私を強く抱きしめました。国内で
は、ちょっと照れてしまうようなシーンも海外では意外とすんなりでした。
こうしてペナンの旅がはじまりました。
     
     友 遠方より来る、、あらその逆ですが30数年
     ぶりの再会でもすくわかりました  ぐっさんハイ