今年のスタートはデパートや商店街が売り出す福袋でしょ。なんでも近頃
はお隣りの中国をはじめアメリカやヨーロッパからも大挙押しかけて手当
たり次第に福袋を強奪するような勢いで買い占めるんだそうですよ。大阪
のおばちゃんもタジタジだそうです。でも、過日の宝石サンゴ強奪事件と
違って売り手はホクホクだそうです。さて、昨年は謝罪会見が大流行りで
した。その中で火星人みたいな顔の、と毒づいた、あのひとが年末には
あちこちのテレビに顔を出していました。しばらくは(謝罪会見は)ないの
かなっと思っていましたら新年早々、吹雪の中、スノボの夫婦ら3人が危う
く心肺停止になるところを救出され、アルカイダみたいな格好をした、おっ
さんが”正直、怖かった。本当に反省しています”とどこかの元県議員ほど
ではありませんでしたが、泣き声をあげながら頭をさげていました。でもね
いくら泣いて詫びたって救出に掛かった銭は1円たりとも負けられません
ぞ。ひとの迷惑顧みず自分だけは遭難しないという自惚れた輩には、いい
見せしめになったと思いました。あの見せしめではありませんが「いいとも」
が一段落したタモリは健さんみたいに海外にでも行ってしばらく画面から
姿を消すのかと思っていましたら「ヨルタモリ」で復活。紅白でも審査員と
して特等席で今年のテーマである”みんなで唄おう、踊ろう”に合わせて、
ぎこちないアクションをしていました。今年の紅白は観客もじっとしておら
れないほど舞台と一緒のアクションを強いられて、年配の方は疲労困憊
のご様子でした。面白かったのはSMAPの出番のときメンバーが舞台を降
りて全員、審査員席のタモリのまえに集結してタモリが”散れ”というような
ゼスチャーをしていました。NHKの年末年始の特番にはタモリはゲストと
して顔を出していましたね。新年早々3年ぶりに「ブラサガリ」じゃなかった
「ブラタモリ」が復活するそうですよ。今度は江戸だけでなく地方にも顔を
出すそうですから、あなたの街でも昼間っからサングラスをかけたタモリと
遭遇するかも(いいとも!)。それにしても雑学の大家ですね。ある番組で
司会者が”誕生日はいつですか?”と聞いていました。タモリは苦笑いをし
ながら、”昭和20年8月22日”と答えながら、”昭和20年といえば終戦の
年でしょ。僕が生まれる1年前、国家国民が重大な局面を迎えたときに
ウチの両親は一体なにをしてたんだろうかという想いにさなまれ、だから
誕生日っていう質問は一番、引っかかるんです”と応えて笑いを誘ってい
ました。目立たないようで視聴者にインパクトを与えるタモリって不思議な
タレントですね。ただ、奇抜なアクションや奇声で笑いをとる役者と違って
自然体で、それでいてユーモアーを醸し出すタモリ流って、絶対にこうす
べし、こうあるべしという風潮に逆らうような言動が癒しを与えてくれんだ
と思います。
タモリの原点は”ウチの両親が国の存亡を賭けた重大な局面に
ナニをしていたんだ”というコンプレックスがあったのではないか
と老兵は睨んでおります やぶ睨み連合会 ぐっさんハイ