世の中のひとは空気、平和それに女房はタダだと錯覚しているひとが
いらっしゃると思います。先日、94歳の波乱の生涯を終え旅立たれた
山口淑子さんが”平和って只じゃないわよ”とはおっしゃらなかったので
すが”平和って当たり前なんかじゃない!”って、お言葉の意味は深い
ですな。この方ぐらい時代に翻弄された方はいないと思われるぐらい、
波乱万丈の人生だったそうですね。HPを繰ってみましたら大正9年、
旧奉天(現瀋陽)郊外の北煙台生まれ。両親は日本人。中国人の将軍

の養女となり李香蘭と名付けられ、昭和13年に満州映画協会の専属
女優となって中国人「李香蘭」として映画デビュー。故・長谷川一夫さん
と共演した「支那の夜」など数々の作品をヒットさせた。歌手としても「蘇
州夜曲」や「夜来香」などの代表曲がある。上海で終戦を迎え売国奴の
疑いで裁判にかけられるが新聞が「李香蘭は銃殺刑」と報じるなか日本
人であることが証明され帰国。山口淑子の名前で舞台や映画で活躍、
「暁の脱走」(谷口千吉監督)、「醜聞(スキャンダル)」(黒澤明監督)、

「白夫人の妖恋」(豊田四郎監督)などの話題作に出演した。渡米、結
婚と離婚、芸能界の引退とワイドショーでの復帰。田中角栄から誘いを
受けて参議院議員に。いま話題沸騰の「従軍慰安婦」の問題では償い
の事業を行う民間の基金「アジア女性基金」の創設などに力を尽くしまし
たとHPにはありました。報道屋には耳の痛い逸話もありましたよ。44
年から5年にわたり、フジテレビ系のワイドショー「3時のあなた」で司会
を務め、取材でたびたび中東を訪れパレスチナ問題を取材してレバノ

ンで日本赤軍の元最高幹部に単独インタビューを行うなど、精力的に
活動しました。また当時は謎の国だった北朝鮮に乗り込んで金日成国
家主席とも会談しました。とにかく、息をつく暇のないぐらい、なんだかん
だと山口女史を難題が押しかけ本当に大変だったことでしょう。ゆっくり
おやすみください。気の弱いあたしなんかHPをみただけで腰が引けて
しまうほど行動派のスーパーレディでしたね。安倍首相が大声で”女性
の社会進出”と叫んでもなかなか腰をあげようとしない今から6、70年
まえ当時のスーパーレディとして「東洋のマタハリ」と呼ばれた川島芳子

さんと交流があったことから、スパイ容疑がかけられて裁判沙汰にもな
ったそうですよ。私はテレビでしか、お見かけしたことはありませんが只
時流に流されたんじゃなくて自分なりの判断と行動力をお持ちの方であ
ったと思います。他人任せの人生だったら、誰かさんみたいにどこかで
落とし穴に落ち込んで身動きできなかったと思うぐらい強固な意思の持
ち主だったと思います。そんな李香蘭・山口淑子さんの生き方に憧れて
います(ちょっと、おっさん、あんたみたいに口ばっかのひとじゃムリだよ
ムリムリ)。
  
   
    私も、いつか お迎えが来て、おさらばするときがきたら
    ”ああ面白かった”と呟いてイキたい    ぐっさんハイ