早送りのような目まぐるしさの中でも忘れられない事件が中国の外資
系食品会社で起こりました。日本のマクドナルドなどにも影響が広がっ
た中国・上海の米系食品会社による期限切れ食肉の使用問題でした
それは信じられないような光景でした。従業員が手掴みで床に落ちた
食品を、なんでもなかったような顔をして元の生産ラインに戻したり、鼻
をかんだような垢にまみれた前掛けで手を拭いたり、そのクソ手でまた
ラインの食品を触ったり、フツーのひとだけでなく、あんまり気にしない

あたしでも目を背けたいシーンでした。その食品会社に潜入したテレビ
局のレポーターがスタッフとして実際に食品加工の現場に潜入しながら
隠しカメラで撮った生々しい映像だったんです。あたしゃ、報道規制の
厳しい中国で、よくぞこのような仰天映像を放映できたものだと感心した
んですが、当局は外資系の企業だったことから目をつぶったとブン屋は
いっていました。こんな光景は外資系だから、やっていると判断して目を
つぶった当局の役人の決断が面白いですなあ。見るほうは誰だって、

中国の食品会社はどこだって、こんないい加減な作業工程で食品加工
をやっている思うでしょうし、もっと穿った見方をすれば中国のひとって、
こんなに衛生観念が欠如していたのかと思わはなかったのか、、あるい
は、もっと極端な言い方をすれば、この外資系会社の実態を世に曝け
出すことで自国民の衛生概念を一新させようという狙いがあったのでは
、、などなど興味深い報道でしたねえ。そういえば中国では過去にも有
害物質のメラミン入り粉ミルクで多数乳幼児に被害が出たり、ゴミや、

廃油を原料とする「地溝油(どぶ油)」を作った業者が検挙されたり、食
をめぐる深刻な事件があとを絶ちませんな。ゴミ騒動といえばいつでし
たか海水浴場を映し出したシーンがあったんですが、それがあなた海
水浴場というよりも海の近くのゴミ捨て場に、ひとが一杯出て、そのゴミ
をかき分けながらスペースを確保して平然と横になった男性が映し出さ
れていましたが、あの肝の太さはジパングのひとは敵わないと思いなが
ら、あれもテレビを通じてマナーというか道徳を意識させるという意図を

強く感じさせられましたねえ。それと、あたしが今でもめまいがするほど
ショックを受けたのは北京空港でした、目の前にフェイスブックから抜け
出してきたような美形のOL風のお嬢さんが突然、”ゲポッ!”と発して痰
を吐いたんです、あたしゃ、思わず腰を浮かせてしまいました。でもねえ
私がお世話になっている公共施設だって、注意書きだらけで、それでも
湿気がはいるドアも開けっ放し、冷房がはいっているのに扇風機はかけ
っ放し、たまに乗る電車やバスだってケータイが鳴りっ放し。どこかの国
とおなじ光景になってきましたな。
  
  
  中国の故事:昔~黒い猫でも白い猫でもネズミを捕まえる猫は
   いい猫だ   現代~腐っていても体に有害でも売れる肉は
  いい肉だ  ”期限切れのものを食べても死にはしないさ”。           
                偽装食品連合組合隣り ぐっさんハイ