シャバなんていったら刑務所から出てきたような言い方になって出前の
おっさんも、そうだったんだと思われても仕方がない不良高齢者です。
まあ、最近はムショで過ごしたことを自慢話のように雑誌に寄稿する輩
もいるぐらいですから世の中もかわってきましたねえ。あたしの場合は
病院での話なんです。放射線治療が3周目を迎える日、担当医と見習
い医師が神妙な顔をして病室に来ました。おもむろに私の顔を見なが
ら”よく頑張りましたね、通常は放射線や抗がん剤の治療のあと10日
間から2週間は体力回復のための治療というかリハビリが必要なんで
すが、あなたの場合は日頃から一生懸命、体力の回復のための食料
補給や運動をやってありましたので予定の放射線治療が完了次第、
退院されて結構です”というじゃありませんか。ありがたいと思いました
夜中、釈迦力になって煎茶をがぶ飲みしてトイレに駆け込んだり、非常
階段を上り下りをしたり腕立て伏せをやったり体を鍛えていたことは、
無駄ではなかったと思いました。因みに私とほぼ同期の仲間のひとりは
10日間退院を延長して体力の回復を行ったものの痛みがとれず肝心
の食事が病院食では難しくなって骨と皮だけで退院。もうひと方は化学
療法のため丸坊主になって食事が思うようにとれなくなってやっぱり退
院が日延べになってしまったそうです。しかし自分では化学治療も大した
ことはなかなったと肩で風を切るような気持ちで予定より早めの帰宅とな
ったんですが、ここだけの話やっぱり化学療法は体にはよくないんです
ねえ。味覚が鈍感になり、唾液が出なくなって耳鳴りがしたり、甲状腺ホ
ルモンの出がわるくなったり、親からもらった体を傷つけてしまった報い
を噛み締めています。でもねもし近藤某氏の自然治療でやっていたら、
いまごろは出前どころではなかったと私は思っています。で、気分転換
と若さ?に任せて社交ダンスの会場を覗いたりプールには毎日通いな
がら2ヶ月ごと担当医に会いに行くんです。席に着きますと”たばこは飲
んでいなかったね、酒はどう?といわれますから”酒、オンナ、、もダメ
です”。”じゃオレとおんなじだ”。”いやそれは先生の年ならわからんで
すタイ覗いてみたこともないし”という珍問答をしながらチェックがすすみ
ます。”大丈夫!問題なし”と”ぐっさん私の診断の直後はホッとして、す
ぐ(再発が)気になるでしょ。(ガンには)転移再発という悩みは避けられ
ませんが毎日くよくよ考えて過ごすのも一日。できるだけ忘れる工夫を
しながら過ごすのも1日。余計なことですが前向きに、やれることはなん
でもおやんなさい”という言葉がなによりのご馳走だと思う今日この頃
で~す。
憎まれっ子 世に憚るの故事を拠り所にジタバタしながら
生息中。酒も女も卒業いえ休息中ですが機会さえあれば
復活しようと企む毎日で~す 元悪ガキ ぐっさんハイ