早朝パトロールのひとに、やっとスリッパを履き薄着のおばあさんの異常さ
に声をかけられ警察に保護されるというストーリーにホッとしました。これを
たたき台にグループ毎のディスカッションとなり各自まず自己紹介をして意
見をいうという形式で進行しました。私のまえの女性からスタートし”認知症
患者のお世話をしています。今日は私の悩みを聞いてほしいと思って来ま
した”と発言。つぎの男性は”痴呆、認知になったというひとが多いが実際に
どんなことなのか知りたくて来ました”と私の顔をみながらいっていたのが、

気になりました。つぎの方は女性で”私も介護関係の仕事をしています。勉
強のため参加しました”。つぎは威勢のよさそうな男性で”最近テレビなどで
認知症の話題が多くなった、どんなことなのか話を、聞きにきた”と発言つぎ
は私の隣りの女性で”母が認知症です。困っています、みなさんの話を参考
にしたい”といっていました。私の番になり”このメンバーでは今日のテーマ
の一番有力な見込み客です”といいましたら笑いもせず頷くひとがいました。
そんなメンバーでディスカッションとなり家族が冷たい、コミニュケーション、

不足、年寄りの居間が2階では不自由、WCを便所と大きく書くなど意見が
出ました。しかし実際の家庭では結構こんな光景が存在するんじゃないか
と思いました。隣りの女性のお母さんは寝たきりだから下の世話からすべて
お世話するそうですからビデオのような状態ではないといってありました。
結局、問題は各自まちまちであってケースによって対応策が異なってくると
思いました。ですから自分たちだけで抱え込まないで、いろんな場所やひと
と情報交換をしながら自分たちに一番合った対応策をつくり出すことでは、

ないかと思いました。徘徊するケースの事例のあとの意見交換では名札を
周囲にわかるように大きな字で表示したものを首からかける、ケータイを
もたせる、玄関に鈴やブザーをつけて徘徊の防止をはかる、などなど意見
が出ました。私の今回の擬似体験にたいする感想は本人はもとより家族も
隠したがる、恥と思うのが実態だと思いました。ひとによっては自分の身内
にも下の世話をされるぐらいなら自決するという方もありますよ。それに世間
も一昼夜も薄着スリッパを履いた異様な姿で徘徊している年寄りに関心を、

示さない。家族、地域住民の絆なんて嘘っぱちだと思いました。おかげさま
でまだ、まだらボケの段階ですが私は痴呆、認知症は風邪とか腹痛とおなじ
ような病気であり精密機械の部品が壊れたことによって障害が起こったとい
う意識改革が必要であり、それにあった対応策を当事者と根気強く話し合い
納得させ、納得しないにしても危険防止と早期発見のため当事者にはわか
らないところに連絡先など行方不明になったときを想定した対応策を目に見
える形で実行することが必要だとは思いました。それにしても忍耐と人格を
試される擬似体験ではありました。
      
   私には苦手なことですが相手の目をみて話しかけることが認知症
   の方には、安心感を与えコミニュケーションが促進されるそうです
                  胸の谷間から相手の目へ ぐっさんハイ