先便で高齢者向けの運転講習会の模様をお伝えしました。年寄りを年寄り
らしく扱う教官どもの言動に腹が立ったという内容でした。しかしキーを叩い
たあとひと晩寝たら重大なことに気がつきました。つまり運転をするという、
ことは便利さを享受できると同時に大げさな言い方ですが晩節をムチャクチ
ャにしてしまう凶器に変貌させてしまうということです。昨今、高齢者による、
重大事故が社会問題化しています。高速道路を逆走したり、アクセルとブレ
ーキを間違えて暴走し重大事故を誘発させてしまう事件が多発しています。
講習現場でも口では、なんども戒める言動はありますが会場をあとにした
ら”ハイそれま~でよ”というのが実態です。ここで受講証明書を手にして、
運転免許書の交付するところでは、ところ天みたいに次から次に真新しい
免許書を手にすることがきます。これが実態なんですね。で、私の提案なん
ですが運転など実地にテストをうけて運転することに耐えられない、あるい
は厳しいと思われる更新者は保健所が立ち会うか専門の医療機関を紹介
して心身の診断をうけて合否を判定するのを制度化したら、と思います。
いまのように本人に慎重な運転を促すだけでは重大事故の防止には不十
分だと思うんです。笑ったのは受講中に”ちょっと場違いな質問ですがと断
って”運転に自信がなくなったら運転免許書の返上制度があると聞きました
が、どのような内容でしょうか”と腰を折ったような質問をしましたら、苦虫を
噛んだような顔で”市役所の窓口で聞いてよ”と潰されてしまいました。ヘン
な話、こんな気持ちになるひとは結構あると思うんですがねえ。で、新法「自
動車運転死傷行為罰法」なるものが平成25年11月27日に公布されてい
ます。参考までに申し添えてみます。法律というのは固苦しい文面が網羅
されています。そこで、ポイントを記述してみたいと思います。1.まず通行
禁止道路の危険運転では一方通行、高速道路での逆走。歩行者天国
など歩行者専用道路での暴走行為には20年の最高刑。2.つぎに病
気等の影響による死傷事故に危険運転の適用。具体的にはアルコール
または薬物及び政令で定める病気の影響により「正常な運転に支障
が生じるおそれがある状態で運転」して起こした死傷事故にも危険運
転致死傷罪を適用。この違反行為には15年の最高刑が適用される。
3.飲酒運転事故等の「逃げ得」を防ぐ処罰規定を新設。アルコール等
の影響の発覚を逃れるため,さらにアルコールを摂取する,あるいはその
場から離れてアルコール等の濃度を減少させる行為等に対する処罰規定
を新設。発覚免脱罪12年+ひき逃げ12年=合併刑18年。4.無免
許運転の刑の加重。最高刑が3年から5年に加重。 なお運転免許書
の返納制度についてはお近くの警察署にお問い合わせください。なにはと
もあれ安全な運転を祈念しています。
居れば邪魔 出かけりゃ 事故かと気をもませ
事故防止に ヘンにやさしい文化は無用です ぐっさんハイ