”笑っていいとも”が店じまいをして早くも2ヶ月になります。新宿駅東口駅
前にあるファッションビルの7階のテレビスタジオ「スタジオアルタ」が舞台
でした。花屋もあって毎日、出演者のために花輪を飾るのに月に400万
円以上の売り上げがあったそうで、一番のタモリ・ロスじゃないかと思いま
す。私の知り合いも2度ほど”いいとも!”と掛け声をかけに行ったと得意
顔で話していました。もっとも、その友人はタモリが目当てじゃなくてSMAP
の中居とか慎吾が出演するときを狙って行ったそうですが、キムタクが顔
を出すときは”ムリ、ムリ”を連発していました。さて、こないだタモリが出演
している「ミュージックステーション」をみましたが、気のせいか気が抜けて
一般人がスタジオを見学しているような錯覚を覚えました。でも”いいとも”
がテレビから姿を消してタモリ・ロス現象のひとがタモリを観たいという思い
でチャンネルを合わせるんだそうですよ。アルタのまえでもファンが群がっ
ているそうです。これほどテレビの申し子だったタモリが最初に出会った、
赤塚やピアノ弾きの山下などが”こりゃ、面白い、こりゃイケる”と絶賛して
赤塚の家に転がり込んで番組にちょっと顔を出して”密室芸”を披露した
のがきっかけで芸能界入りしたんですねえ。密室芸?そりゃ下ネタで舌を
巻くような芸を連発したんだそうですよ。あたしがニヤッとしたのは大相撲
の終わったあと関取が息も切れんばかりに荒い呼吸をしているシーンで”
大の男をここまでメロメロにするオンナの面がみてみたい”とニコリともし
ないで口にしていたタモリの描写の鋭さに舌を巻きました。さらにナニの
最中の実況放送と称して”只今、子宮口入口に来ています(とマイクを、
持っている格好のタモリ)ああ揺れている、白い液体の大波がそこまで迫
っています!ああ、助けてえ!(と白い液体を泳ぐそぶり)”で、迷惑かと
思いきや、にっこりしながら”こんな目にあってみたい”と呟いていました。
そのセンスの鋭さに脱帽し、まさにおれの同志とハグしたくなるような感動
を覚えたものです。まあ、世間的には素人芸をウリにタモリのような親分
なしの若手が続々デビューしたんですよね。デビュー順に名前をあげてみ
ますと所ジョージ、片岡鶴太郎、明石家さんま、古舘伊知郎、久本雅美
そのまんま東(東国原英夫)、香取慎吾(SMAP)ダウンタウン(浜田雅功
松本人志)、ウッチャンナンチャン(内村光良・南原清隆)、ナインティナイ
ン(岡村隆史・矢部浩之)、草彅剛(SMAP)、爆笑問題(田中裕二・太田光
)、綾小路きみまろ、とんねるず(石橋貴明・木梨憲武)中居正広(SMAP)
など変わったところでは脚本や劇作家の橋田寿賀子、それに父親が問題
を起こして母国バングラにトンズラしたファッションモデルのローラなども世
間の批判をよそに事件後も起用していましたねえ。最終回、こどもたちの
台本にないスピーチにイチイチ頭をさげていました。
”タモリさん早く死んでください”とはナインティナイン あたしゃ
タモリの「密室芸」をじっくりみてみたい ぐっさんハイ