再入院時62.5キロが今回の帰宅で60.1キロに落ちていました。体験者
にいわせると10キロぐらい落ちてしまうというのはザラだそうです。それぐ
らい劇薬を体内にいれると異変が起こるんですねえ。で、病院に戻って別
の痛み止めを服用してカミサンの手つくりをいただきましたら完食しました。
肝心なことはひとりで早合点して選択肢を狭めたり、悲観して希望をなくし
たり絶望的にならず担当医や看護士それに経験豊かな病棟の患者に相談
することです。そのためには多少、いや大いに笑われていても遠慮せず愚

問を発する厚かましさが肝要です。ヘンな話、先輩連中は話したくてうずう
ずしているひとも多いんです。ちょっと横道にそれてしまいましたが、痛み止
め、吐き気など抗がん剤投与による副作用を和らげる薬の類は驚くほど進
歩しているんです。なかには”おれにはこれが一番だ”と持参の薬にこだわ
って駄々をこねるひともいますが、まな板の鯉の心で任せた方が却ってス
ムーズに効果があがると思います。さて血液検査の結果、腎臓機能が低下
していることが判明。先週、バカみたいに排尿作戦をやったつもりですが、

数値を覆すことはできませんでした。でも味が7割程度戻ったり、唾液が、
すこしでも出てきたり、倦怠感が少なくなったという実感は私に勇気を与え
てくれました。腎臓機能を回復させるため、「生理食塩液」1500mlの点滴
がはじまりました。今日は姑と姑の見習いが来ますので、それまでに終える
べく調整してもらいましたら、首尾よくお縄状態から解放されていました。点
滴となればオシッコやお風呂それに非常階段などで体を動かすことができ
ません。みためにも大げさになるじゃありませんか。病院へ戻るときのやつ

れた姿を知っているカミサンは元気な姿をみて驚いていました。それは薬
によるものだと解説しましたら納得していました。いつものように”無理をす
るからだ”。”お母さんのいうことを聞かないからだ”と心地よい説教をうけ、
健康講座で盛り上がりました。得意のコースで巻き返してこっちのペースに
引き戻したところでお開きになりカミサンの手つくりの伴走で病院食をたい
らげて今夜も「お茶のがぶ飲み作戦」を敢行することにしました。担当医は
”腎臓はすこしへばっているので無理はしないで”とはいっていましたが、

両親からいただいたバディとここは病院だという甘えで病院備え付けの煎
茶をがぶ飲みして利尿現象を待っていましたらあるじゃないですか”トイレ
に行こうって”。うれしかったですねえ。それからはいつものように飲んで
は出し、出しては飲みの反復作業が楽しくって、走るように続けましたら空
がしらけてきました。その結果、排尿量は3、77L、内臓が再びすかっと
爽やかさを取り戻し担当医にいわせたら”腎機能は正常値の範囲内にも
どった”というハグしたくなるような診断でありました。大きな楽しみができ
ました。
  
   釈迦力にやっても、まだ毒素は内臓に残留しているんですねえ。
   これを正常化するためには薬の伴走は必要でしょうが、自分自身
   がなんとかする、という気持ちと実行力だと思うんです。さあ、まだ
   まだ未知との遭遇が続きます              ぐっさんハイ