2013年9月8日午前5時、国際オリンピック委員会のジャック・ロゲ会長が
”トキョー!”と開封したパネルを会場に示しながら20年の開催都市を宣言
していました。私は幸運にも週末、外泊を許されて自宅のテレビを見入って
いました。NHKはこの歴史的なシーンを撮るためにオリンピックの流れに、
ついて長々と放映していました。例によって老兵の駄洒落にお付き合いくだ
さい。眠たい目をこすりながら見入っていました。トップバッターは高円宮妃
久子さまでした。落ち着いた態度で壇上にあがられ場内をにこやかに見渡
しながら流暢な英語で”東日本大震災の復興に全世界から日本に深い同
情の念を表していただき、感謝は一生忘れません。五輪精神の推進に努
めるIOCを賞賛したい”といった旨のあと場内から嵐のような拍手が巻き起
こりました。続いて”これからプレゼンテーションを行いますメンバーを紹介
して失礼します”といってお席にお着きになりました。いやあ、よかったです
ねえ、あとの方ではフランス語でもお話になられて堂々たる「皇室外交」の
重責を果たされた素敵なシーンでした。あのね宮内庁のお役人あなた方も
ご覧になったでしょ。ブン屋の話では政府と宮内庁との間で久子さまご出馬
については綱引きがあったそうですね、大震災の御礼でなら、という妥協点
で実現したそうですが、久子さまの”JOCのメンバーを紹介します”というぎ
りぎりのお言葉に皇室の誇りというか意地をみた思いでした。両陛下は勿
論、雅子さまにも夢と希望というビッグな贈り物でした。続いて佐藤さんが
壇上にあがり”私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。
スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれ ました。それは20年東京
大会が世界に広めようと決意している価値です”。という話からどうしてパラ
リンピックの世界にはいったのかという話になってきますと、場内からすすり
泣く声も聞こえて佐藤さんの世界になってきました。続いて竹田 招致委員会
理事長が登場。話の内容は聞き惚れてしまいましたが永年の執念をここぞ
とばかりに爆発させていました。見れば見るほどイイ男ですな。出っ歯の殿
下のおとっつあんとは思えない美男系ですね。つぎに登場したのは日本人
離れをした水野専務理事は銀座でモテそうな御仁で彼の接待をうけたIOC
の役員さんは鼻毛を抜かれてしまいそうな流暢な英語・フランス語でしたね
え。さすが経営者らしく経済効果の短期講座もお見事でした。猪瀬東京都、
知事はジョギングスタイルで現れるかと思いきやメンバー統一のユニフォ
ームで登場。万感の思いをぶっつけていました。アッ、今までみせたことの
ない一張羅のスマイルを連発して場内を驚かせていました。知事に紹介さ
れた”滝川クリステルさんが、今が旬の笑みを浮かべて登場。お得意の鼻
から抜けるようなフランス語を駆使して”お、も、て、な、し”と意味深な表現
でIOCのおじさまたちに夢を与えていました。私事で恐縮ですが、そんな甘
い言葉になんど騙されたことか。でも神秘的なトキョーにお越しくださいな。
続いて松岡修三の見習いみたいな太田くん(フェンシング)が登場。感涙、
感涙でした。さて真打は安部総理の登場でした。早口がトレードマークの
総理は自信たっぷりに”東京で、この今も、そして’20年を迎えても世界有
数の安全な都市、東京で大会を開けますならば、それは私どもにとってこ
のうえない名誉となるでありましょう。フクシマについて、ご案じの向きには
私から保証をいたします。状況はコントロールされています。東京にはいか
なる悪影響にしろこれまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはあり
ません!”。と歯切れよく国の内外に宣言していました。
長文になってしまいましたが、チームワークとは、を教えられた
素敵なシーンでした(ちょっと、そのあといろいろあったわよ)。
そうですね、また”ああでもない”のセンセ方やマスコミの反応に
ついては後ほど呟くことにいたしましょう ぐっさんハイ