できることなら19号は出前したくなかったのですが残念というか、とうとう襟首を掴
れてしまい病院に収監されてしまいました。そのきっかけは、またしてもPET検査
よるものでした。PETの検査で小さく点滅していた箇所の細胞を精査した結果
原発の元、、つまり半年まえの手術をした頚部のすぐ近くの「喉」に初期症状の
細胞が特定されたんです原発不明(頚部に移転した大元が特定できない)と
いう診断でありましたので無理やり出所したんですが、わずか半年の仮釈放でした
今度、特定されたら場所によっては(命の)保証ができない”とか”手術だけで、


退院するのは無謀だ”という声を押し切ってシャバに出たんですが、、。悪友とだべ
ったり、いやがるカミサンと食い放題に挑戦したり、好きな映画を楽しんだり社交ダ
ンスで足を踏んだり、ールで泳いだり世相に耳をかたむけたり負け惜しみみたい
ですが半年も勝手気ままにやれたという気持ちで再入院と相成りました。再入院
してわかったことですが当時の仲間のみなさんは一新され、お世話になって駄洒落
馴で苦笑させた看護士さんは数えるぐらいになって、院内も、ときは流れているな
思いました。病棟はおなじ7階でしたが幸いなことに食事のお世話をしてくれた


清掃のおばさんはおなじ顔ぶれでした。また小耳にはさんだ話が聞けると思うと帰
ってきてもよかったと思う小さな楽しみでした。再入院して4人部屋に収監され、
今回は寅さんみたいなおっさんや、いきなり話を聞いてくれという孤立した方々で
はなく、夫婦円満型の方々ばかりでした。今回はPCとケータイを持ち込んでメカ
に強い青年に擦り寄ってグレードアップを狙ったのですがパソコンは無線でやらねば
ならない施設だったものですから書き込みだけで週末に帰宅して自宅のPCに編
集することにしました。さてケータイですが近くの店で習ったつもりのメモを眺めた、


ものの、まったく解読できず巡回してくる看護士さんに”ギャラ以外のことばってん”
といいながら教えを請うという情けないことをやっていまたら、となりの方がみかね
て”簡単ですよ”といいながら、それをきっかけに仲良くなって話が弾みました。私と
違って愛想が板に付いているんです。l市でレストランを経営しているとのことでした
お母さんがレベル4の胃がんだったのがこの病院で治療をして86歳の今も健在だ
と話してありました。本人は耳が聞こえなくなって、自前の皮膚で鼓膜をつくって聞
こえるようになったといってありましたが医学も進化するんですねえ。斜めうしろの方


は再手術ということですぐ別の部屋に移られました。すぐ後ろの方はがんの手術
のあと検査で通院していたら今度は頚部に、転移して手術をしたものの、患部が
切除できなかったことから残りは放射線と抗がん剤で治療するそうです。発症した
場所なのか位置の問題なのかわかりませんがいろいろな方法があるんですね。で
その方も喉部の治療ということで私よりも15日先行してあるところから、まさにナマ
の情報を伺いながら治療ができるという幸運に恵まれました。アッ、昨日から新しく
メンバーになられた方は喉頭ガンのⅢ期だそうでまだ治療法については医者から
話がないそうですが、根掘り葉掘り訊ねられました。こんな調子で入院日記が再
スタートしました。







   ひとの振りみて我が振り直す いいじゃありませんか てめえの命なんだもの
                斜めからのぞきみしながら ヘマばかり ぐっさんハイ