今や伝説の朝ドラになった感のある「あまちゃん」のお別れパーティが最終
録画どりを終えたHNKのスタジオで行われたそうですな。主役のアキちゃん
が”ワーもう終わるのけえ、もっと演りたいべえ”といったとかいわないとか。
今までの朝ドラと違って登場人物が、それぞれの役柄を生き生きと演じ、さ
りげなく口にした科白に思わずニヤッとさせられましたね。科白といえば脚
本家の官九郎氏が冴えていますねえ。いつでしたか祖母の夏(宮本信子)
が若かりしころ売れまくっていた橋 幸夫から優しい言葉を投げかけられて

それが忘れられずに上京して、橋と再会を果たすんですが、例によって駅
の構内の留まり場で、夏が首尾よく橋に会えたかどうか、盛り上がっている
ときの会話なんですが、”夏さん、何とかユキオという男に会いに行ったん
だべ”。”まさか鳩山じゃあるめえな”といって”まさか”と隣りのおっさんが返
していましたが、話題の鳩ポッポも出演させるとは愉快でしたな。まあ、この
ドラマはタクシーの運ちゃんが豪邸に住んでいたり(ちょっと、タクシードライ
バーが豪邸に住んでわるいの!)。夏さんが上京するのに駅長がわざわざ

休みをとって付いて行って4、5日も居座るなんざおかしい(って声が聞こえ
そうになったり)。高級の寿司屋に入り浸りで、(そんなお金どこにあるの)。
アキはその寿司屋の座敷にもかかわらず、あぐらをかいているのはおかし
い(というか躾がなっていない)。などなど、目くじらを立てみているひとを無
視してドラマを展開していくのがいいですなあ。ありゃ決っと、官九郎氏が
世間の上っ面の格好をつくろったり、ヘンにやさしいジパングを風刺してい
るんじゃないかと思いたくなるような科白を適材適所の役者にしゃべらせる

ところが画期的でそれが当たったと老兵は思っています。アッ最近、現役
のサラリーマンにウケているドラマに「日曜劇場・半沢直樹」がありますねえ
RKBで22.3%(8月11日)の視聴率だそうですが、主役の半沢(堺 雅人
)がある一流の銀行に入行。行内の人間関係や融資先とのトラブルを超え
ながら、決っして耐え忍ぶということではなしにドラマの終わりには、口を曲
げ目をつりあげながら”倍返し、いや10倍返しだ!”と叫んで相手を叩き
潰す、、そんな爽快感というかストレスが発散されるところがウケているんじ

ゃないでしょうか。そういえは関西発の「そこまで言って委員会」も視聴率が
”あまちゃんと半沢を抜きましたえ”と鬼の首をとったように頭の毛が薄くな
った司会者が叫んでいましたな。生前の三宅vs田嶋のケンカぶりや個性
豊な出演者の歯に絹着せぬ発言ぶりが人気を高め、先ほど博多の街に
現われた貴族の血を引く若者が出っ歯で唾を吐きながら皇室物語をはじ
め多弁で高貴の出を感じさせないトークも人気を呼んでいます。あらまた
脱線してしまいましたが、あまちゃんのチームが紅白で怪気炎をあげたり、
ひょっとしたら朝ドラ初の「あまちゃんパートⅡ」が誕生するかも。
          甲子園では「あまちゃんのマーチ」のコンテストの
                ようなモテモテぶりでした ぐっさんハイ