いや、驚きといいますかお世辞抜きでひれ伏すような記事に遭遇しました。
まずは新聞記事をご覧ください。「現金2800万円を持って家出していた、
北九州市の男性(96)が28日、愛知県常滑市の中部国際空港で警察官
に保護されていたことが分かった。妻(87)とけんかして25日に家出し、家
族が捜索願を出していた。男性は、どこかで一人で生活しようと大金を持っ
て旅をしていたという。愛知県警中部空港署によると、男性は28日午後、
中部空港のタクシー乗り場付近に1人でいたところ、航空会社社員から声

を掛けられた。男性の行き先がはっきりしなかったため、社員が同署に連
絡。署員が事情を聴くと、男性は”いろいろな所へ行こうと思って、お金を持
って旅行している途中で、いい場所があったら住むつもりだった”と説明した
という。持っていたかばんには1万円札の札束が28束入っていた。家出後
に銀行で下ろしたという。男性は連絡を受けた家族に引き渡された。男性
は家出後、沖縄で過ごし、飛行機で中部空港に降りた。次は飛行機で東京
や北海道へ向かうつもりだったらしい。杖を使っていたが、話し方や態度は

しっかりしていたという」。如何です。すごい方でしょう。あたしなんか、この
猛暑に溶けそうで生存の危機を痛感している最中、ご自身で銀行に行って
預金をおろして空港に行ってチケットを買い3日間、沖縄で過ごして、そこ
からまた北海道や東京をめざしたというじゃありませんか。あたしならその
時点で降参ですよ。しかも家出の原因は奥さんとケンカしたことがことの発
端といいますがら、あっぱれのひと言です。あたしなんかカミサンの雨あら
れのような口撃に耐えるだけの体力しかありませんが、96歳のご老体は、

断固反発して家出を敢行するなんざ、そこいらの高齢者賛美の提灯記事が
尻込みしたくなるような真実のアクションに只々ひれ伏したくなるようなご壮
健さが羨ましい限りですなあ。それにしても2.8キロの現ナマを抱え、杖を
つきながら、よくご無事で帰還なさいましたねえ。話しでは”行った先で気に
入ったら、そこでひとりで気楽に過ごそうと思った”とか。とても正気の沙汰
、、じゃなかった、あたしの貧しい尺度では図ることのできない力強さに敬
服を通り越して驚嘆のひと言でありますよ。アッ、捜索願を出されていた、

ご家族の方よかったですねえ。というかフツーのひと以上にお元気で聡明
なご主人、父上を見直されたことでしょう。これからは、年齢や見かけに惑
わされることなくフツーのひととして家族の絆とやらを構築しないと、また家
出を決行なさいますぞ(といって、空を仰ぎため息をつく)。(ちょっと、あん
たキーを叩くのが辛そうよ、意地を張らないで休んだら)。あたしゃ、この、
男の鏡のような御仁に「決行のかげにオンナあり」とフト思いましたがそれ
は考え過ぎのようでしたね。猛暑に負けず次期の決行プランを練りながら、
また武勇伝をお聞かせください(7月29日)。
           年齢を置き忘れた 96歳の御仁に乾杯!
                       年齢を感じる ぐっさんハイ