島国特有の村八分による痛ましい凄惨な事件が山口は周南市で起こりま
した。市とはいっても最近の合併現象によって名前だけが市政に組み込ま
れただけの限界集落なんです。わずか十数所帯のうち5人が殺害され犯
人の凶悪ぶりが連日マスコミから報道されています。確かに5人も殺害し
放火した犯人に同情する余地はありません。が、果たして犯人は人間の皮
を被った最近の若者と同類だったのでしょうか。報道によると父親の介護
のため帰郷して世話をしています。当初は会合にも顔を出して酒も酌み交

わしています。ところが何かの調子で、被害者のひとりと口論となり切りつ
けられたとありました。その辺を堺に孤立化がはじまったそうです。意外な
ことに加害者である男は警察に行き相談をしています。その結果”ああ、す
っきりした”といって帰宅したそうです。これらはメディアの報道からパクッ
た経緯なんですが、その後は被害者側の一方的な報道しか聞こえてまいり
ません。犬をけしかけた、除草剤を散布していたら”おれを殺すきか”と凄
まれたの類は売り言葉に買い言葉のように老兵には聞こえます。だからと

いって犯行を正当化するものではありません。そういえば今年の3月でし
たか広島の牡蠣加工会社で、中国人による殺人事件が発生しました。名
目上は中国人研修生となっていましたが、この手の研修生という名目で、
怪しいプロモーターが絡んだ出稼ぎをターゲットにし、雇う会社には助成金
がはいり日本人が5時で帰った後も8、9時まで仕事をさせられ、土日も関
係なし。中国人の賃金は日本人の半分以下という過酷な労働条件下で懸
命に働いて家族にはせっせと送金をしていた善良な小市民だったのです。

が、言葉と習慣の違いなどで周辺から孤立してしまい殺人事件になってし
まったものと考えられます。どちらも善良なひとたちが結果論ですが、もし、
ふたりに日頃ぼやきをいうガス抜きみたいな話し相手があったなら、この
ような惨事はなかったろうにと悔やまれた事件でした。かくいう私も似たよ
うな環境で生息していたことから余計、悔やまれてならないのです。私は変
人ですからマレーシアでは日本人が住んでいないアパートに居住し、あれ
これ束縛されない自由を堪能したことがあります。上の住まいには中国系

マレー、両隣はインド系とマレー人、サルタン(貴族)の出だといってセキュリ
ティが張り込んでくれたりして大助かりでした。勿論、一緒に酒を飲んだり、
草むしりをするとかイベントをやるわけでもなくプライベートを謳歌させてい
ただきました。だた、厳格なマナーを感じましたね。別に注意書きがあった
わけではありませんが、顔が会えばあいさつをする、深夜にはバカ騒ぎを
しない、他人を中傷しない。特に宗教の優劣を口にすることはタブーでした
とにかく周囲に迷惑をかけない、トラブルを起こさないということは向こうで
は共存のための大切な要素だったように思えます。
   国際化って口先ではいっぱしのことをいっていますが早いところ
   肌の色、言葉などを妙に意識する「島国根性」「村八分」ってやつ
   を追放したいものですな   ひとのイイとこに目を ぐっさんハイ