同時通訳の先駆者・村松氏が82歳で亡くなったと報じていました。氏はア
ポロ11号が月面着陸したときに同時通訳したことから私の脳裏に強烈な
印象を与えた人物です。その後、先進国首脳会議(サミット)の第一回から
連続9回担当してきた御仁でもあります。国と国とのやりとりを正確に通訳
しないと国際問題に発展しかねない黒子ながら重要な役職なんです。氏は
”話者の性格や立場、とりまく状況といった背景を事前に調べ、どんな思い
か意図もくみとり語調も活かして訳の言葉を選び抜いて、内容の正確さは
もちろん、このひと自身がこの言語を喋れたらこういいたいのだろうと訳す
のが信念だ”と語っています。中立に徹し、機密を守る重責を担い続けた。
”日本人は話し言葉の訓練を受けていない。そうして話を、はしょりがちで
すから英訳は苦労した”とも語っていました。その通訳で矢面に立たされた
こともある。58年中曽根首相がワシントン・ポストの取材を受けソ連に対し
日本列島が「大きな航空母艦」のようになると防衛について自論を展開。大
きなをビッグでなく非常に丈夫という意味のアンシンカブルと訳したところ
英文記事を読んだ日本人記者が「浮沈」空母とは何事かと騒ぎ出す。中曽
根首相は「浮沈空母」とはいっていないと村松氏の誤訳にされてしまった。
誤訳どころか意図が明確に伝わり、中曽根氏は日米関係に「浮沈空母」が
即座に効いたと回想している」。またある雑誌からパクりましたが、お隣の
大統領がジャンボ機で71人の経済界のリーダーを引き連れて、中国の習
近平主席との会談に臨んでいました。彼女は語学の天才だそうでオバマ
大統領との会談でも通訳抜きで膝と膝がぶつかるような至近距離で密談し
ていましたが、三流の雑誌屋からみたら口説かれているようなシーンでした
もちろん中国語もペラペラで笑うのも中国語だそうですよ。習近平主席は
思わず”友人と会ったみたいだ”と口走ったそうです。で、村松氏の言葉を
借りるまでもなく橋下青年の一連の口禍は舌足らずであり勉強不足であっ
たと思います。現代史家の秦氏の話しでは軍が慰安婦に関与したかどうか
は不明としていますが、『京城日報』には1944年7月26日付の紙面で<
慰安婦至急大募集、年齢17~23歳、月収300円(前借3000円まで可)
との広告を掲載。さらに『昭南日報』(華字)でも’42年3月5日~8日に<
各民族の接待婦数百名、年齢17~28歳、月給少くなくとも150ドル、娼
婦経験者可(受付ラッフルズ・ホテル)>こうした募集広告の存在こそ強制
連行はなかった証拠にほかならないとしています。また朝鮮動乱のときに、
朝鮮人捕虜が”たとえ日本統治下で同胞の婦女子が強制連行でもされよう
なら男性らによる暴動が起こるはず”と米軍の尋問に否定したそうです。困
ったことに、こうした情報は外国語に翻訳されていないため韓国の活動家
やロビー団体が勝手な主張を言い募っている、それが歯がゆいと結んでい
ました。
いつまで続く不毛の議論 早いとこ未来志向で日中韓の
3本の矢で東アジアの繁栄といきたいものですなあ。
指なめて ページをめくる アイパッド ぐっさんハイ