晩飯のあと、しばらくして電話が鳴りました。普通なら”めしどきだ”といって
電話を切るんですが、そのまま電話をとりました。電話の先から”グッサン
ゲンキ?”と片言で語りかけてきます。あたしゃ新手の詐欺かと身構えまし
た。”はい、そうですが”といいましたら”マレーシア ノ テイ デス”といいま
す。しばらくカンピューターがテイという名の人物を検索していました。すると
マダム キョーコの顔が浮かんできました。”ああ、マダム キョーコの旦那
さん?”と応えて、その人物を特定しました。”奥さんと一緒に来たの?”と、
聞き返しましたら”イイエ シゴト デ オキャク ト 九州ニ キテイル”と返事
がありました。そういえば東南アジアのセレブを日本に連れてくる旅行社の
社長さんでした。中国系マレーシア人でその奥さんが日本人、当時、日本か
ら送られてくるビデオテープ配達のお得意さんだったんです。そんなことから
マレーシアに帰るときにはメシを食ったりマレーシア国内旅行には便宜をは
かっていただいたり親交があったんです。一緒にメシを食おうと誘ってくれた
んですが、あいにく身体検査の前日でもありましたのでフロントに週刊誌を、
届けて失礼しました。あるテレビ局で「ナゼそこに?日本人」といった番組で
世界の辺境の地で活躍されている方にスポットを当てた番組がありますが、
この奥さんはマレーシアでご主人と所帯をもって40年余、お子さんが3人で
長男はシンガポールから帰ってきて地元の会社に就職。長女は出来がいい
のか、オーストラリアの医大を出て医者をめざしており、次男坊はシンガポ
ールに出稼ぎ中という一家バラバラの家族なんですが中国正月には揃って
乾杯するというファミリーの要として、厳然たる実力者なんです。いずれ、
この話はお伝えすることにして、ひとの弱味というか、やさしさにつけ込んだ
振り込め詐欺に代る呼称を警視庁で公募したところ郵送で8484件(これ
本当です)。ツイッターで5620件。9歳の小学生や85歳の高齢者からの
応募もあったという。で、最も多かったのは「なりすまし詐欺」で600~700
件。「パニック詐欺」「助けて詐欺」が各100件。傑作なのは有名予備校C
Mをもじった「いつ振り込むの?今でしょ!詐欺」や「本人は来ない詐欺」な
どもあったといいます。振り込め詐欺の歴史をたどると「オレオレ詐欺」が
登場したのは03年。その後、「架空請求詐欺」や「融資保証金詐欺」がふ
えたため警察庁は04年にオレオレ詐欺を含めた3種類をを振り込め詐欺
と総称した。しかし、さらに別手口の「還付詐欺」が急増したほか、近年は
直接現金を受け取りにいく「手渡し型」が主流に。名称が実態に合わない
との声が多くなった」。後半は振込み詐欺の変遷についての話になりました
が、あたしゃ、ウチのガキはそんなヘマをしないと思っています。で、”あん
たウチの息子のなんだい?”と野次ることにして待ち構えていますが此間、
お試しの電話攻撃を受けて、”今メシの最中だ”といって電話を切ろうとしま
したら”ウソでしょう”という剛の者には参りました。
中国や韓国だけじゃない観光客が「円安特需」で来日しています
一瞬、胃が痛くなるような話や儲け話の電話にはあたしゃ、関係
ないと思い込むようにしています。 ぐっさんハイ