昔の男は寡黙で、しゃべりも苦手なひとが多かったんですなあ。でも、心の
中では現代の男性に負けず、、いやそれ以上に妻や家族を想って黙々と
汗を流していたんです。いえね、ある新聞のつぎのような投書に、いたく感
激しました。その内容ですが、「最初で最後の亡夫のおんぶ」というタイトル
で”長女の高校卒業式の朝、起きると一面の雪景色、びっくりした。当時は
卒業式といえば着物で参加していた。洋服の準備をしていなかった私も迂
闊だった。あまりにも積もっているので欠席しようかと迷ったが、やっぱり

参加することにした。夫の車で学校まで送ってもらうことにした。車を降りて
草履で会場まで歩くと足袋が濡れて汚れてしまう。どうしようかと思案してい
た私に夫が”おんぶしてやる”とほつんとひと言、背中を差し出した。着物姿
で恥も外聞もなく、おんぶされ無事、卒業式の会場に行くことができた。夫
におんぶなどされたのは最初で最後のことだった。8年前にあの世に行っ
た夫の背中のぬくもりが今も私の胸に残っている(福岡市 主婦 72歳)。
ヤイ!今のへなちょこ夫婦ども、、いちゃいちゃしやがって、”l love you

”とか”l need you”などいいながら思ってもいないことをペラペラしゃべる
なんて胸糞悪いわ!そもそも日本男子ってえのはな。余計なことはいわない
もんだ。でもな心の中じゃ、いつだって妻やこどものことを想ってんだ!本当
だぞ。大体な、愛だの恋だの、それに絆など口にするもんじゃなかったんだ。
それがなんだ安物の昼ドラみたいに”勇気をもらった、元気が出た?”ケッ
ツ!吐き気がするぜ。そんなもん、ペラペラしゃべるんじゃなくで黙って受け
とめて感じてたんだぞ。それがなんだ、どこもかしこも、痒くなるような言葉

の大安売りときた。昔な、三船って強い男がいてな”男は黙ってサッポ〇ビ
ール!”とかいってよ。テレビのCMにも出てたじゃないか。あの三船にして
も黒澤にしたってもだ、男臭さをプンプンさせながら毎日酒盛りしながら語り
明かしていたんだぞ。あと片付け?そんなもん女どもがやってたんだ、、いや
やってたはずだ、ああ眠い、、(ちょっと眠いとかなんとかいって、ごまかして
言いたい放題、素面じゃなんにもいえないくせにさッ!酔っ払って、なにクダ
巻いてんのよ。よっぽど奥さんに、しごかれてストレスがたまっているのね、
宅はお皿を洗うのは常識でお料理だってできるんでザーますの、ちゃんと
聞いていらっしゃること、、あら寝ちゃったの無邪気なものね)。
     
      ”ああ 面白かった”って死ぬとき そういって死ねたら
      更にいい  佐藤愛子(作家)  健さんに憧れている 
                           代読 ぐっさんハイ