気分転換と運動のため社交ダンスの会場をのぞくことがあります。真昼間
から男女が抱き合って、、というイメージがついてまわっていましたが、アッ
シーくんとしてカミサンに同行しますと随分そのイメージがかわってまいりま
す。昔流のチークダンスを夢見て、あるいは勘違いして会場に赴く、おのこ
もいますが、すぐ相手にされなくなってしまいます。だって会場にはスポーツ
として、あるいは正式に社交ダンスを習おうとするレディが多いんです。そん
中、男女の仲を模索することに情熱を傾けている紳士淑女が、たむろする
中でウカウカ飲み屋気分でチョッカイを出そうものなら顰蹙を買って村八分
になってしまいます。とはいえ男女の仲ですから絶対ないとはいえない不思
議なところでもあるようです。回りくどい言い方になってしまいましたが社交
ダンスのカップルほど壊れやすくて、くっつきやすいものはありません。また
意味不明な言い方になってしまいましたが、意気投合して競技会をめざす、
カップルがたくさんあります。が、意見の衝突ですぐ解約ということになり別
の男女と組んで大会をめざすことになりますが、長年、ああだこうだとやり
あって、チョンの間コンビを組んで大会に出ても不満が残って、やっぱり元
の鞘に納まるケースが多いんです。実は私が追っかけをしている二組も同
じようなケースをへて元の鞘に納まっています。ひと組は私とおなじ年代の
カップルで、女性は父親の介護を理由にカップルを解消して、多数の男性
とダンスを楽しんでいたんですが、やっぱり厳しく鍛えられながらタイトルを
とった男性に、また一緒にやりたいと申し入れた、と嬉しそうに男性から知
らせがありました。で、男性もほかの女性と競技会に出ても、しっくりいかな
かったこともあって、ふたつ返事で復活を快諾したそうです。タダ、女性に
いわせれば男性から何度も復縁を迫られたから、まあいいかみたいな感じ
で元の鞘に納まったといい、男性にしたら、やっぱりオレじゃないとダメなん
だ、という口調になり、各々てめえに都合のいい解釈をしているのが面白い
ですねえ。もう一方の追っかけも同じように他流試合をやってはみたものの
元の相方がよかったということで、何事もなかったような顔をしながらトレー
ニングを積んではいますが、しばらくは競技会はお預けにして精神的にも
鍛え直そうという不思議なカップルなんです。
結婚の場合は相方との許容範囲は大雑把で夫々で勝手な行動が
許されますが、社交ダンスは性格などメンタル的なこと以上に技術
とかフィーリングなどデリケートな要素が絡むそうですから結婚する
より難しいといいます。 下宿屋住まいみたいな ぐっさんハイ