立川志の輔の兄貴のような面体の全国亭主関白協会の天野会長が、ある
雑誌に投稿してありました。それにしても天野さんは奥さんにどんな所業を
して、こんなに頭があがらなくなったのか奥さんに訊いてみたくなるような気
になる御仁ですな。以前にも、わが出前本舗にも登場していただきましたが
この全国亭主関白協会のメンバーが11000人を、突破するほどの盛況だ
とその雑誌にはありました。それにしても天野さんって方は女房族という生
態を実によく観察してありますなあ。世の中では熟年離婚の問題があとを、
絶ちませんが”女房の考えることぐらい話をしなくてもわかっている!”と自
信たっぷりの賢者諸兄。見事にその鼻をへし折られた男性は、もう話題に
もならないくらいにふえているそうですぞ。そこで今日は天野氏の鋭い観察
力「お風呂編」をお届けすることにいたしましょう。新婚当時、天野氏の言に
よれば、一緒に風呂にはいると新妻は胸をかくし”ホレ”と声をあげお湯を
かけると”キャッ”と甘えた嬌声が風呂場にこだまし、風呂の時間は一日の
中でも大きな楽しみであった。それから5年、愛妻に変化が出てきた。それ
までは背中を流してもらうだけだったのが、はじめて”背中を流して”と甘え
るようになった。さらに、それから10年。滅多に一緒にはいることがなくな
ったある日。”背中を流して”といったら”私が先よ!”といわれ流し終わった
ら”疲れたわ、、自分で洗ってよ”と拒否された。さらに驚くのはパッと手をあ
げたので、なにか意見があるのかと思えば、目の前で断りもなくワキ毛を剃
りはじめるではないか。それから15年。新婚時はたしかパジャマを着ていた
ような気がするが、素っ裸で部屋から部屋を闊歩するようになった。さらに、
20年目。”おはよう”とあいさつをしても、返事が返ってこなくなるだけでなく
お尻を向けながら前屈姿勢でシャンプーに手をのばす始末。25年ともなれ
ば、うたた寝をしていると頭のうえを何かが横切ったような気配があった。
しかも往復で。往路は夢かと思ったが、復路は、たしかにみた。あろうことか
すっぽんぽんでオレの顔をまたぐとは、、。堪忍ならず”こらぁ!”と抗議する
と”あら、起きてたの、、オーポッポッポ”。こんな惨状が書いてありました。
ウチのカミサンの名誉にかけて申しあげますが、我が家では断じて、この
ような蛮行は、確認しておりません(ちょっと、あんた、あんたんとこ天野さん
とこより恐妻って評判よ)。いえ、あの、、でもねえ、奥方の変化、いや進化
は心優しき殿方に心を許してくれている証拠ではないでしょうか、と結んで
ありました。頷きながら画面を食い入るように、ご覧の賢者諸兄。念のため
申し上げますが、呉々も年金の夫婦別々の支給を境目にして、女房に”お
話があります”っていわれないように、ご用心ご用心(ちょっと、あんた。あん
たんとこと一緒にしないでよ、大きなお世話!)。ご尤も(と呟いて下を向く)。
天野会長 あなたが夢をみたのは大きな毛虫でしょう(ポカッツ!)
恐妻組合連合会 博多支部 ぐっさんハイ