カミサンが、野田総理が国際会議のG20に参加するためにメキシコに一泊
だけでトンボ帰りをして官邸に駆け込むシーンをテレビでみながら”男のひと
って大変ね”と呟いていました。男を中退した私は複雑な気持ちで聞き流しま
した。そういえば現役のころの私だって右肩あがりの一翼を支えていたという
思いが蘇って参ります。続けて”どうして男のひとは、あんなに大変なポストに
就きたがるのかしら”と追い討ちをかけてきました。”そりゃ、男というものは
一家の大黒柱だからさ”とわけのわからないことを口走ってしまいました。
そういえば確かに日本の総理大臣というポストは身内をはじめマスコミや、
評論家という名のセンセ方にいびられながら役職を務めていくうちに生気
を失っていくようにみえますな。特に野田総理はまえの総理大臣の失政を
受け継いでの継投ですから大変でしょうな。そのおひとりは舌の根も乾か
ないのかお忘れになったのかわかりませんが、空ろな目で”野田総理のマ
ニフェストを無視したやり方に反対!イチローセンセと行動を共にするでも
離党は考えていない”と、いいたい放題、無責任な言動で煙に巻いていまし
た。野田総理は国の米びつが空になったことでマニフェストを反故にしてで
も、税と社会保障の一体改革をめざして政治生命を質草にしてもやり遂げる
と公言、実現させようと懸命です。イチローセンセじゃありませんが、まえの、
おふたりと比べて、なかなかのものですなあ。反対派のセンセ方とも丁寧に
対話を繰り返し、反対派は野田政権は聞き耳持たぬと駄々を捏ね、また嘆
いていますが、具体的な処方箋は示さぬままタダ、感情的に”反対!”
を繰り返す様は「日本的民主主義」の悪しきサンプルだと思います。でもこの
手の類は身近なところにもあるんですよね。つまり”お手並み拝見”とばかり
に、なんにもしなでケチばかりつける輩のことですよ。あたしゃ、20日、日本
初の団体統一戦が行われた世界ミニマム級WBC王者の井岡一翔(23=
井岡)が12回、判定3―0で同級WBA王者の八重樫東(29=大橋)を下し
3度目の防衛に成功したボクシングを眺めながら、センセ方も賛成派と反対
派の代表がリング上で打ち合って決着をつけりゃいいと思ってしまいました
もの。格闘技の世界は実に清々しいですな。政治の世界と違って公衆のまえ
で堂々と決着をはかるってえ姿をみせるんですから。(ちょっと、政治の世界
を格闘技とおんなじに語るのは失礼よ)。ええ、以前ならそうでしょうが、最近
の政治屋ときたら口ばっか、目先ばっか、しかも、てめえのことしか考えない
烏合の衆ばっかでしょ。ですから非礼を口走ったんです。こんな状態になった
のはマスコミの売らんかな、視聴率をあげんかなのせいだと思うんですがね
え。このドタバタ劇だって、反対派だけがクローズアップされて、国中が重税
反対のムードになってギリシャ化するってえのは如何なものでしょうかね。
野田総理いやぁ大変ですな。
帯に短し 襷に長し 政治屋の世界 ぐっさんハイ