今日は「深夜便」に出演した高井 始さんの話をうたた寝しながら聞いたもの
を届けさせていただきます。高井さんはミュージカル「オペラ座の怪人」の主
役を1900回以上、出演中だそうですが、37歳で劇団四季のオーディション
に受かるまでは大学講師をしながらチャンスを窺っていたそうです。学校の、
先生をしながらミュージカルスターを夢みて、実現したとひと口にいいますが
生徒との深まりが増していくごとにその葛藤に悩んだそうです。でも東京芸術
大学音楽学部を卒業して、その夢は断ち難く機会があるごとに何度もチャレ

ンジしたそうです。で、99年に新聞広告で知った劇団四季のオーディションを
受け合格。代表の浅利慶太氏に「10年に1人の声」と評価され、入団数ヵ月
後に異例の早さで『キャッツ』のオールドデュトロノミー役として初舞台に立ち
『オペラ座の怪人』のファントム役では、ハイバリトンの美声と哀愁を漂わせ
る演技により高い人気を得ている」。という前置きはこの辺にして本人と女子
アナのトークを出前することにいたしましょう。Q:どうしてミュージカルに関わ
ろうとされたんですかA:音楽の学校を出たこともあって、学生のころからの、

夢を捨てることができなかった、でも大学に居続けることで音楽に費やす時
間がなくなり、学校でも果たすべきことも多くなって、どう両立させるか悩み
苦しんだ。Q:そうして37歳でめでたく劇団四季という、まったく違った世界に
おはいりになった。A:ええ、悩みました。安定した収入があったところから、
未知の世界への転進ですからね。でも自分が志した世界ですし、劇団四季
でも何か役にありつけたらどうにかなると思うようにしましたQ:入団したらい
きなり『キャッツ』で役がつきましたね。A:ええ、でも唄はうまくなかったし、

やれるかどうか不安でした。でも、もうあとには戻れない状態でしたから必死
でした。Q:そうして『オペラ座の怪人』のファントム役を射止められた。なんで
もこの『オペラ座の怪人』の公演を2000回も出演なさったのは世界でも5人
しかいないとか。A:ええ、順調にいけばの話ですが近いうちに、そうなればい
いと思います(笑い)。Q:なにか失敗したことがありませんか。A:(しばらく考
えながら)そうですね、殺人の場面でなかなか縄が相手の首にまわらなくで殺
されるひとが自分で縄をしめてくれました(笑い)Q:1900回以上もやってい

ますと、毎回おなじ公演で飽きというか感激が薄れるようなことはありませんか

A:(きっぱりと)いいえ、観るほうは同じようにみえるかもわかりませんが
やっているほうは毎回違うと思ってやっていますし、実際違います。お客さま
の中には、それをお分かりくださる方もいらっしゃいます。ですから、何度でも
ご覧いただけるよう毎回あたらしい気持ちでやっています。Q:同じような質問
になってしまいますが、これだけ、長くやる意味というか秘訣みたいなものが
ありますか。A:できるだけ長く舞台に立ちたいという思いと常に不安というか

不満を感じてしまいます。満足してやれた舞台なんて年に数回あるかないか
ですよ(ヘーッそうなんですか、私どもからみると満点にみえますけどね)。そ
れから平凡な言い方ですが家族を養うということもあります。Q:最初のころと
最近の舞台の違うところがありますか。A:最初のころは上手くやろう台本通
りにやろうと必死でした。まったく余裕みたいなものはありませんでした。でも
最近は自然体でやろうと心掛けています。自分らしさでお客に楽しんでいただ
こうと思っています」。ここにも、ひとつの生き方考え方がございました。



 小話 公衆トイレにはいりましたら、目の前に”おのれのウンはおのれ
  の手で掴め!”と書いてありました。確かに運は自分で掴まなあかん
  とは思いますが自分のウンはよう掴めませんな  桂 春若
                       ウンを掴みそこねた ぐっさんハイ