大忙しの野田総理と恩師を囲む会みたいに小沢ガールスから花束をいた
だきながら、目尻をさげていた小沢元代表との会談が行われたとブン屋が
書きたて、国が二分するような大騒ぎの中で、輿石幹事長を行事役に自己
主張の平行線がみえた立ち話が行われていました。蚊帳の外の石原自民
党幹事長は”大騒ぎしてなんにも決まらない”と皮肉っていました。いや、ま
ったく日本の政治屋も地に落ちたものですなあ。マスコミだって同じレベル
なんですなあ。もう、これでセンセ方が好きなセレモニーは終わったんです

から、一日も早くギリシャ化に歯止めをかけることに全力を傾注してください
な。イチローセンセは口を開けば”大増税をやるまえに重箱の隅をつつけ、
国民の生活を守ることを約束して政権をとった、このままでは約束違反だ”
とおなじ口上を口にするだけで、その処方箋は、てめえの刑事事件の政治
と金の問題同様、説明されませんが、それじゃ、問題は解決しませんな。
イチローセンセは会談後、未練がましく”一兵卒として(野田)総理からお呼
びがあれば、いつでも、どこでも参ります”と支持者にウケられやすい言葉

で、再度のデートを期待していました。不退転、一期一会、乾坤一擲それに
政治生命を賭けるなど決意表明のあらゆる日本語を連発して小沢センセと
の会談に臨んだわけですから、もうジッコーしかありませんな。これで、また
ノコノコと無駄な時間を浪費するような猿芝居を重ねるようだったら、民主党
はそれこそ雲散霧消ものですな。そこへいくとスポーツの世界はスカッとして
いいですな。多額のギャラを袖にしてアメリカに留まり、大リーグ昇格を果た
した松井選手は再デビューして、いきなり本塁打をかっ飛ばし、存在感を誇

示していました。国内ではジャイアンツに移籍した杉内投手が9回2アウト
まできて、最後の打者を討ち取れば16人目の完全試合達成という偉業を
目前にして残念ながらフォアボールとなり、みていた館観客から悲鳴があが
りました。それぐらい手に汗握る熱投でした。それでも75人目のノーヒットノ
ーランという快挙を遂げていました。ヒーローインタビューで、杉内は”あの
場面は当然(完全試合を)狙っていました。でも、真ん中を投げて打たれる
ぐらいなら、際どいコースを攻めようと思って投げました。もちろんチームの

勝利が第一です”と優等生みたいな発言をしてヤンヤの喝采を受けてい
ました。スポーツの世界と政治屋の世界とは単純に比較はできませんが、
なんだか政治の世界、、いえ日本のことなんですが、形式、儀式、それに
安っぽいパフォーマンスばっかを見せ付けられていますとうんざりを通り越
して時代遅れを思い知らされてしまいますな。こんな醜態劇を曝け出して
いますと江戸の町民代表の頑固おやじと大阪の若武者に天下を任せてみ
たい気持ちになりますぞ。ねえ、イチローセンセ。



                聴力の検査で測れぬ 地獄耳 ぐっさんハイ