5月27日、甲子園球場で行われた西武・阪神戦で阪神がサヨナラ勝ちをしま
した。2-2で迎えた九回1死満塁から関本選手が押し出しの死球で勝利で
した。西武に出稼ぎにきたウィリアムスという投手が関本選手にたった2球で
デッドボールを与えて決勝点を献上したもの。さてそのウィリアムス投手とは
全米大学リーグのナショナルチームにも選出され、またアトランタオリンピック
のオーストラリア代表として活躍し、日本戦では2番手として投げて勝利投手
になり、鳴り物いりでロサンゼルス・ドジャースに入団。最初の打者にも四球



で歩かせたという投手だそうな。あたしゃ、そんな幕切れだったものですから
ヒーローインタビューはないのかと思っていましたら、関本選手がニヤつき
ながらお立ち台に立ちました。そうしてアナウンサーが”おめでとうといいま
すか、関本選手がお立ち台にあがるのは6回目だと思いますが、感想をお
聞かせください”といいましたら場内から爆笑が起こりました。フラれた関本
選手も自身6度目のサヨナラ・ヒーローとなり”長いこと野球をやっているけ
ど、こういう形でヒーローインタビューを受けるとは…戸惑ってます(笑い)。

タイムリーでサヨナラ勝ちを決めるイメージを持っていたけど、押し出しもデッ
ドボールも考えられるから、ベースに近づいていたのが良かったんじゃない
かな”。勝利に酔いしれているファンは”なんでも勝ちゃあいいんだ!”という
ひと声にドッと笑いが起こっていました。阪神ファンは勝利の応援歌「六甲お
ろし」を張り上げていました。袖の下をかすっただけのデッドボールに西武の
渡辺監督のほうが痛そうでした。そういえば翌日の試合で、日ハムの中田
選手が決勝の本塁打をかっ飛ばしてヒーローインタビューを受けていました。

”チームに長いこと迷惑をかけ監督やファンに申し訳なかった”と謝罪会見の
ような口上を口にしていました。おなじころ海の向こうではレンジャーズのダル
ビッシュがアーリントンでのブルージェイズ戦に先発。5回3失点で今季7勝目

(2敗)、日米通算100勝目を挙げていました。ダルビッシュは5回で93球を
投げ7安打3三振3四球でした。それにしても味方打線はよう打つですなあ。
球場は青天で40度の猛暑の中、バテ気味ながら味方打線に助けられた形
で5回でマウンドを降りていました。で、ダルビッシュ有の天敵みたいなイチロ

ーの成績なんですが依然低調で打率0.271、本塁打1、打点16。レンジャ
ーズの主力打者ハミルトンは打率0.368、本塁打20、打点53という破壊
力を発揮してダルを援護しています。そういえば、日本の代表的なバッターだ
った青木(元ヤクルト)は地力を発揮してきて、このところ打率も0.313と調
子をあげて球団首脳の信頼を勝ちとろうとしています。敢えてギャラが大幅に
ダウンしても自分の夢というか力を試すという心意気がやっとアメリカという
大地で発揮されようとしているのは頼もしいですな。ねえイチローさん。(成績
は5月28日現在)



     希望はあるが不安はない(渡米3年目のコメント) 野茂英雄
                       頑張れ! 青木選手 ぐっさんハイ