日曜の朝あるテレビ局の番組に野球界のご意見番である張本氏がレギュラ
ー出演しています。毎回ゲストが出演していますがノッポで手の長いおっさん
がノッシノッシと歩いてきました。すこし上を向き威張ったような歩き方で往年
の名投手だった金田氏だとわかりました。”イヤ!しばらく!”といってゲスト
席にドッかと座りました。金田投手はJRの前身である国鉄スワローズに所属
していましたが、守備力が弱く、”せっかく凡打に討ち取ってもエラーされては
何にもならない”という思いから三振を奪うことに注力した結果であるという。

通算400勝と並んで通算4490奪三振も歴代1位であり、当時は大リーグ
の記録をも凌駕していたそうですよ。ひと口に400勝といいますが、今のよ
うに先発、中継ぎ、押さえという分業システムが当たり前の時代では400は
おろか200勝投手も出ないのではというぐらい雲のうえの大記録を打ち立て
た御仁なんです。「国鉄時代はその豪快な人柄と圧倒的な実力のため監督
以上に力のある選手だった。先発して大量点を取られたり、審判の判定に、
不服だと自分から勝手にマウンドを降りてしまうこともあった。巨人の別所、

毅彦は現役時代の金田について”監督を監督していたのは、あいつぐらい
のものだ”と語っていた。守備でも味方がエラーをするとグラブを叩きつけて
罵倒したという。当時捕手の根来広光は後に”金田は機嫌を乱すと本当に荒
れた、しかし彼ががんばらなければチームはどうしようもないので機嫌を直す
のに、とても苦労した”とインタビューで述べている。球場についても文句を言
い、狭いことで有名な東京球場での対巨人戦に先発して本塁打を連発された
際は”こんな狭い球場で投げれるか!”と叫んだことがあるという。天皇と

いわれる所以である」。1933年の生まれだそうですから御年78。画面から
はみ出しそうな元気さはご意見番のハリさんが下を向くほど怪気炎をあげて
いました。日本プロ野球名球会の長老として球界には隠然たる影響力をお
持ちのおふたりですが歯に絹着せぬ発言は実力が他を圧倒しているからで
しょうね。オレ流を貫く落合氏は野球人なら垂涎の的である名球会の資格を
もちながらにべもなく断ったことでも有名です。金田天皇はロッテの監督に
就任。見事、日本一にも輝いています。番組の中で今、話題の中心である

ダルビッシュ有の大リーグでの活躍ぶりをみて”20勝はイクじゃろう”と口に
していました。そういえば地元テキサスでの試合でしたか、確か6回だったと
思いますが相手方の選手がバックスクーリンにホームランを打ったときに、
グローブを手にしたおっさんがその打球をスライディングしながら見事にキャ
ッチ。あたしゃ、喜んでポケットに仕舞いこんでしまうのかと思っていましたら
グランドに投げ返して、観衆からヤンヤの喝采を浴びていました。いやあ、
あれが本当のファンだと感心してしまいました。そうして、思わず画面に向か
って”うまい!”と声をかけました。
  
  プロ野球選手というものは成績とかタイトルをいくつとったかで評価され
  るもんじゃない。お金で評価されるんです。努力とか、大嫌いさ、あんな
  の(精神主義の日本野球に対して激しい憎悪をぶっつけた 落合選手)                        
                  オレ流家元 落合大好き人間 ぐっさんハイ