丁度1年まえパキスタンで出稼ぎ中の息子から興奮気味に”おやじ!ビン・ラ
ーディンが工事現場のすぐ近くで米軍によって殺害された!”と電話してきま
した。場所はパキスタン軍の軍事基地の目と鼻の先にある、さほど目立たな
い普通の民家、深夜の捕り物劇があり、街中が大騒ぎになったといっていた
のが昨日のように思い出されています。実はNHKのBS放送で、5月9日の
午前零時に「ビンラディン奇襲作戦」という番組がありましたので、眠い目を、
こすりながら画面を見入っているうちに、緊張感が押し寄せてきました。その

作戦とは次のようなものでした。「11年5月2日アメリカ軍による作戦が開始
された。目的はあくまでビン・ラディンの殺害であり、生け捕りは想定されて
いなかった。 報道によれば、これに参加したアメリカ海軍の特殊部隊Navy
SEALsを中心とした約15人のメンバーは、対テロリスト特殊部隊(デブグル
ー):のメンバーであったとされている。隊員たちは情報担当のCIA要員が同
乗するステルス型UH-60 ブラックホークヘリコプター2機とCH-47 チヌーク
2機に分乗して(これらのヘリは「ナイト・ストーカーズ」の通称で知られる)

第160特殊作戦航空連隊が操縦を担当したとされる。ビン・ラーディンとその
家族がいると推定された建物の敷地内にロープをつたって降下、建物を急襲
して2階・3階部分には午前1時ごろ突入。側近が応戦したが約40分の銃撃
戦ののち邸宅を制圧した。ビン・ラーディンは武器を持っておらず、応戦しよう
ともしなかったと報じられ頭部と胸部を撃ちぬかれ死亡。米軍は遺体を収容
した。他にビン・ラーディンの子息と思われる20歳の男性、また別に兄弟2人
の男性と1人の女性も死亡。女性は夫人の1人と報じられたが、後に「別人で

夫人は負傷した」と訂正された。アメリカ軍側に人的損害は出なかった。その
死はパキスタン政府当局によっても確認されている」。以上が作戦の概況な
んですが決行前夜、ブン屋を招いて懇親会を催したそうですが、本当はキャ
ンセルしたかったのが、本音だったのでしょうが、ドタキャンしたら、ブン屋に
嗅ぎつけられることを恐れたオバマ大統領以下、主要な閣僚も参加して愛想
笑いをふりまいたそうです。どんなご馳走ものどを通らなかったんじゃないで
しょうかね。作戦当日は緊張した面持ちでホワイトハウスに集まり特殊部隊

の行動を見詰めていました。指揮官からCIAを経由してリアルタイムで生々し
い映像が送られてきて息を呑むシーンが続いていました。まるで映画のイチ
場面をみているようでした。ところが超低空でアフガンからパキスタンに侵入
したステルス型ヘリ1機は浮力を失い墜落。何人かの負傷兵が出たそうです
が、そこは長期に渡って鍛え上げた屈強な兵士たちですから、何事もなかった
かのような作戦行動に耐えたそうです。ウサーマ・ビン・ラーディンの遺体を
アフガンにもちかえり今流行のDNA鑑定と写真判定で本人と認定。空母で、

中東の海域で水葬したと報じていました。水葬にいたる儀式はイスラムの
古式にのっとり厳粛なもので、遺体を丁寧に洗い清め、イスラム社会から
イチャモンがかからない配慮も窺えたドキュメントでした。まあ、一種の宣伝
映画みたいなもので、アメリカに逆らったらルールを侵しても地の果てまで
追っかけるという姿は、どこかの国のように”敵の息の根をとめるまで断固
粉砕する!”と叫び続ける張子の虎のようなお騒がせだけの集団と違った
怖さ、不気味さを知らしめるには充分の番組でした。オラたちは「トモダチ」
だよね、アメリカさん。
     世界の警察を自認するアメリカ 平和ぼけしながら
             消費税増税に明け暮れるジパング ぐっさんハイ