北朝鮮といえば講談調で語るような女子アナを思い浮かべます。二代目の
ときは浪曲師のような格好をして画面に現れていましたが、三代目になって
からは洋装で”敵の一兵にいたるまで叩き潰すであろう!”などとおっかない
言葉で威嚇するなど相変わらず、お騒がせは続いています。中国では最近
お目にかかることがなかったあの方が、外務省の香港中国駐在代表部の
副代表として栄転なさっていたんですね。エッ、あの方ですか、ほら’10年に
尖閣諸島周辺で日本の巡視船に体当たりして逮捕された船長の早期釈放を

求めるなど、あのツンケンした対応ぶりが印象に残った姜瑜(きょう ゆ)女史
のことなんです。女史は北京生まれの御歳46歳。ニューヨーク国際連合代
表団随行員などの経て’06年に外務省報道局副局長に就任し、定例記者
会見を行い、今年、香港に転出という輝かしい職責をおもちの方なんです。
外交部入部後、外交部に勤務する男性と職場結婚し子どもを儲けるが離婚。
’10年の尖閣諸島沖漁船衝突事件では逮捕勾留された船長の無条件釈放
を高飛車な発言で要求し、その様子がしきりに日本のメディアによって流され

た光景は日本ではおよそ考えられないアクションでした。私生活ではユニクロ
で買い物をするところをメディアに目撃されユニクロに関して”子供服はよい”
と評して意外なところで日本贔屓をみせていたとか。メガネ越し”わが国は断
固たる対応を考える!”という脅しに屈服したかのように、いち地方の裁判所
が仮釈放の処置によって地元に凱旋していきましたが、”尖閣諸島を買いま
す”発言も中央政府の重いケツをあげさせるためのアクションだったのです
ねえ。さて中央政府といえば、先日の小沢一郎氏の無罪の判決が出たとき

に、躍り上がって喜ぶ一般人の姿をみて、正直びっくりしました。マイクを向け
られた、おばさんはわざわざ大阪から裁判所にきて無罪の判決を見届けた
かったそうで、そんな方々が大勢裁判所を囲んで”万歳!”を叫んでいました
いやぁ、日本は自由の国ですなあ。私のように金にまみれた政治屋はテレビ
の画面に出てきただけでチャンネルを替えたい衝動に駆られるものもいれば
遠路はるばる駆けつけて、おなじ気持ちの仲間と歓声をあげたい、涙も流し
たいという光景は北朝鮮では絶対といっていいほどみられないと思います。

政界といえば過日、あるテレビ局が「イチロー命」という、パンツ丸見えで名を
成した森センセと管元首相をやめさせる野党の動議に賛成票を投じて男を
あげた松木センセが、”小沢氏は引退すべし”と発言した生方議員との一本
勝負みたいな番組をやっていましたね。行事役は辛坊とかいうジャーナリスト
でしたよ。まあ、考えがまったく異なる言動は世間のそれと一緒でした。でも
ねえ、経済指標のひとつである東証の無罪判決の日の相場は+0.82円と
いうセンセ方の騒ぎを無視したような状態でした。フランスの大統領選とは
対照的な反応でしたよ。
                  厚化粧 笑う亭主は 薄毛症 ぐっさんハイ
おまけ:5月1日現在の株価の反応はニューヨーク市場で13308.46ドル
  と4年4ヶ月ぶりの高値をつけ、東証は9350.95円という低空飛行ぶり
 でした。あのね、3、4年まえは同じ12000という指標だったと思いますよ。
 日本の元気はどこへ行ったんでしょうかね。