近くの商店街と介護を主体としたNPO法人が共催で陸上自衛隊第四師団の
コンサートやカラオケなどのイベントをやっていましたので、覗きました。場内
は車椅子のギャラリーも多く参集していました。コンサートはお年寄り好みの
演奏が続きました。型どおり演奏が終わりましたら花束贈呈があってアンコ
ールに応えて軍艦マーチが場内に轟いてパチンコ屋みたいなふんいきにな
りました。演奏が終わりましたら整然と師団に引き揚げていきました。主宰者
の挨拶となって”実は今日の演奏があるのかどうか心配していました。昨日、

ミサイルが発射されて失敗しましたから、よかったのですが、もし今日だった
ら待機命令が出てとてもそれどころではありませんでした”と平和ボケの私が
ヘーッと思うような裏話を披露していました。続いて、東日本の災害の視察に
行ったひとたちが壇上に現れて現地視察報告会が行われました。9人の中
の代表4人が原稿を片手に緊張した表情で読み上げていました。OOで被害
者OO人、そのうち死者OO人、行方不明者OO人などと何度も聞いたような
数字を口にしてありました。退屈な発表でした。その中で印象に残ったコメント

は”立っておられないようなすざましい地震がきた。そのあと津波が来るはず
だと一端、指定された避難所に行ったもののいつまでたっても来ないので、
もう津波は来ないというデマというか飛語が飛び交い仕事をしていたひとは
元の場所に戻ったり、最初から津波は来ないと思っていたひとを「24分後」
一瞬のうちに飲み込んでしまった”という話や”遺体が体育館などに運ばれ
てくるので、仏さまをきれいにしたいと思っても水がなく泥だらけの遺体をせ
めて顔だけでもきれいにしようとペットボトルの水で拭いていたら親しくして

いたひとだった。改めて被災に遭ったことを思いしらされた”。さらに”痴呆症
のお年寄りを車椅子で避難所に連れて行こうとしたときに泣いて嫌がって、
手間がかかった。仕方なく”おばあちゃん!天国に行くか、地獄に落ちるか、
どっちかよ!”と叱るように説得して心が痛んだ”と原稿を読みあげていまし
た。が、場内の騒音に紛れたりピンと来ないひとが多く、やぱりその場になっ
て体験を積まないとわからないんだと思いました。ひと息ついたら、おてもや
んのような厚化粧をした、おばさんが現れましたのでカラオケアワーになった
と思い、逃げるように会場をあとにしました。

   

   一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、誰もが
 譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。複雑な交差点で交通が
   5分以上、完全マヒするシーンもあったけど、10時間の間お礼以外の
   クラクションの音を耳にしなかった。恐怖と同時に心温まる時間で日本
   がますます好きになった。                   ぐっさんハイ