兵庫県のなんとか知事が大河ドラマ「平清盛」の画面が薄汚いと批判した
せいかどうか知りませんがテレビ屋が気にする視聴率が15%程度と低迷
しています。前回の大河ドラマも、尻すぼみだったと酷評されていますが、
どんな画像になっていくか興味ふかいですね。そういえば昔、映画が隆盛
を極めていたころ、大映だったと思いますが「新・平家物語」は天然色と銘
打って綺麗で優美な画像でしたね。55年の作品で監督は溝口健二、主演
は市川雷蔵だったと思いますが私が高校生のときに映画部とかいう怪しげ
な部を語って、映画館に学割を出させて学校から叱られたという思い出が
あります。年寄りの常套句みたいですが、あのころの映画は面白かったで
すねえ。美男が愛をささやき豪華3本立ては当たり前で5本立てなんていう
映画館もありましたよ。朝から晩まで映画館に浸りっぱなし。目がショボショ
ボしてしまったことがしょっちゅうでした。あたしがいまでも脳裏に焼き付い
ているのはW・ホールデンとJ・ジョーンズが競演した「慕情」、香港を舞台
にした悲恋ものはガキのハートを焦がしてくれました。あたしゃ絶対、香港
に行くって決めた映画でした。それからW・ホールデンが、K・ノバークと競
演した「ピクニック」もすばらしい映画でした。なにがすばらしいかって、あの
ふたりがピアノのソロに手拍子をしながら、にじり寄ってステップを踏むシー
ンにはしびれてしまいました(ちょっと、あんたのたわ言はもう結構よ)。アッ
そうでした、大河ドラマ「平清盛」の話でしたね。その大河ドラマというものは
地元にとっては観光事業には欠かせないそうで、その誘致合戦も熱を帯び
てくるそうですね。で、その「平清盛」なんですが、あたしゃ、リアルでいいん
じゃないかと思いますよ。清盛が貴族の単なる番犬から実権を奪っていく
過程では宮廷のつまびやかな情景が描かれてくると思いますから、どこか
県知事さんのいうような懸念はなくなっていくんじゃないでしょうか。しかし、
貴族という連中は飯を食って寝てアレをナニするしか能がないような生活を
送っていたんですねえ。前回もそうでしたが、ご落胤をこしらえることに情熱
を注ぐだけの、たいくつな社会だったんですねえ。(ちょっと、あなた目が泳
いでいますぞ、口と腹は違うってことですな)。あの、まあ、歴史的見地から、
(ちょっと、ちゃんと応えなさいな)。まあ、清盛も御種を念頭に、てめえの孫
をトップにしようと図ったんでしょ。あの、ギラギラした清盛っていう青年が
内向きとか消極的とかいわれる現代の青年に檄を飛ばしているような気が
してなりませんな。また余談になりますが「カーネーション」の華僑みたいな
糸子おばはんも植物人間を食ってしまうような脂ぎった役どころで存在感を
誇示しています。あのプロレスみたいな、たくましい面構えの里子という役者
は本職がプロレスなんだそうですね。ここだけの話、ジュンコ・コシノにそっく
りだなんて口が裂けてもいえませんな。
アカデミー賞 女優メリル・ストリープが全身全霊で挑む、<鉄の女>マーガ
レット・サッチャーの 伝記映画なんですが、みごとにロンドン国際映画祭
で金賞を受賞。アカデミー賞にも輝いた大女優ですが、昨年度、受賞者
からコールされ壇上にあがろうとして靴を舞台の袖に挟まれ不恰好な姿
で登場。場内から爆笑が起こった。あわてて靴を彼女に履かせた男性に
熱いキッス。ベルリン映画祭で記者団に囲まれ”今度はパンティが脱げる
か も”。いやあ、アチラの方のジョークてえのは大胆ですね。本当にそん
なアクシデントが期待できるようなジョークに記者団の笑いを誘ったとか。
映画大好き人間 ぐっさんハイ