北朝鮮の首領が亡くなって3代目に継承されるのかどうか、北朝鮮国内の
情勢が気になるところです。でも、只ひとり気にならない御仁がいらっしゃ
います。その方のお名前は正男さん。亡くなった父君の長男で日本には、
偽のパスポートで何回も来日されている方で、私なんかより六本木あたり
に精通された方なんです。今、跡目相続に苦労されている大将軍も幼少の
ころお母さんに連れられて来日されているそうで、そのせいか日本語も話
されるそうですよ。お母さまは在日だということは日本ではだれでも知って
いることなんですが、北朝鮮ではシークレットなんだそうですね。共産国家
で3代目というのもおかしなものですが、血筋を気にするなんていうのもピ
ンときませんが、ピンとこないといえば、おなじみになりました喜怒哀楽の、
はげしさが今般の金総書記の死去により、集団で泣き叫ぶあの異様な光
景は、えらいセンセの講釈では「泣き女」や男がいて葬儀のときには必ず
出現するって話ですよ。そういえばマレーシアでもそんな光景を目撃したこ
とがありますが、なるほどそうかと妙に納得しました。私は名前だけのシャ
チョーでしたから、お得意さんの冠婚葬祭係りを仰せつかり、よく催事には
顔を出していました。そんな葬儀に、この世の終わりかと思うほど嘆き悲し
む女性が3人現れて一斉に泣き出したんです。あたしゃ、びっくりして”あの
ひとたちはどんなひとだ”と下手な英語で聞きましたら、”ありゃ泣くことを、
商売にしている連中だ”というんです。遺族といえばシレーッと遺体のそば
に寄り添って黙って座っているのに、その連中ときたら、まるで七転八倒し
ながら大地を転げまわり泣き叫ぶんです。そのアクションが大きければ大
きいほど、仏さまは成仏するし、チップを弾むとなれば、ここをせんどと、暴
れ?廻ります。序でに申し添えますと日本では黒の喪服が一般的ですが向
こうでは白の喪服と相成ります。愉快だと思ったのは日本では故人の遺留
品などを納骨のときは一緒に収めますが、あちらではお金だとかパスポー
トの模造品を一緒に持たせます。あの世でも先立つモノや、行く先々で必要
だというチエなんでしょうか。華僑としてはるばる大陸を渡ってきたルーツを
垣間見る思いがしました。赤道直下での葬儀ですから線香も鼻が曲がって
しまうんじゃないかと思うほど強烈な香りのする御香みたいな代物でした。
マレーの方は偶像は宗教上、遺体になれば土に還るということからお墓ら
しいものはありませんで、墓場には単に土標みたいなものが群立していて
余ほど注意しないとわからないし、葬儀も異教徒は招かないという風習が
一般的でしたので、マレースタイルの葬儀には参加させていただく機会は
ありませんでした。あら、随分、横道にそれてしまいましたが、北朝鮮もその
ような慣習があると思えば不思議な光景ではありませんね。でも、いろいろ
尾ひれをつけて拡散するような未知の国ではなく、早くなんでも語り合える
ような国になって行き来したいですねえ。
    拉致したひとを早く帰して 自前のパスポートでお出かけください
           自前のパスポートで早く 貴国を訪ねたい ぐっさんハイ