中国、上海市の地方紙である「東方早報」の報じたところによると今年の8月
23日、上海市内の街角で騒ぎがあった。道路に面した一軒のマンションの
5階の窓から、ひとりの女の子が身を乗り出して飛び降り自殺をしようとして
いた。自分の命を絶とうとすることをやはり躊躇していたのか彼女はしばらく
窓のうえに座ったままで泣いていた。そのうち下の街角には大勢の人々が
集まってきた。それらの人々はけっして女の子を助けようとはしなかった。
彼らはただ見物人と野次馬として集まってきていたのである。中には携帯
電話のレンズを女の子に向け、彼女が飛び降りる「決定的な瞬間」をカメラ
に収めようとするひともいた。しかし彼女はなかなか飛び降りる決心がつか
ない。いつまでもとまどっていた。そして、まさに、いち文明人の背筋を寒くさ
せるような光景が出現した。彼女の飛び降りる瞬間を待ち焦がれた見物人
はなんと”早くしろ!飛び降りろ!”との大合唱を巻き起こしたのである。
そうして、まさにそれらの人間ならぬ「野獣」たちの”飛び降りろ”の大合唱
のかけ声のなかで、その女の子が本当に飛び降りてしまったのである。
次に紹介するのは如何にも今の中国らしい記事として大して驚かなかった
んですが、上海市宝山区の病院で起きた事件なんですが、その病院で火
災が発生。手術中だったが医師や看護師など6人は患者を放置して逃走
いや避難。消火後、発見された患者は窒息死していたという。逃走といい
たくなるような卑劣な行為なんですが、今度は10月13日「ひき逃げされた
女児を助けず中国で「薄情な社会」というショッキングな事件が起こりました。
中国広東省仏山市でひき逃げされた2歳の女児が、現場を通りかかった
人たちに救助されなかったため、さらに別の車にひかれ重体となる事故が
起きた。人心の荒廃と「冷漠社会(薄情な無関心社会)」の象徴として中国
社会に大きな衝撃を与えている。複数の地元メディアによると、一部始終
は現場の防犯カメラに映っていた。13日夕、金物の卸売業者が集まる地
区の路上で「悦悦ちゃん」がワゴン車にひかれた。それから18人が現場を
通りかかったのに路上で苦しむ悦悦ちゃんを助けようとせず、後から来た
別のトラックにもひかれた。 最初の事故から7分後、ゴミ収集をしていた女
性がようやく悦悦ちゃんを抱き起こして救急車を呼んだが、悦悦ちゃんは、
19日現在も意識不明の重体だ。この事件の背景には「他人のことには、
関わりたくない症候群」のせいだと解説する偉いセンセもいらっしゃいます
がジパングだって油断はできないと思いたくなる世相ですな。やぶ睨みの
老兵にいわせたら、ひとりっ子政策のツケが回ったような気がするんです
がね 。自分のものは当然として、ひとのものもてめえのものみたいなド厚か
ましさがないと過激な生存競争に生きていけない風土も影響していると思
いますが、一日も早く我々の兄貴分として貫禄を示してほしいものですな。
ブラックジョーク: 今年の夏、湖北省武漢市の武漢大学付属中南医院
(病院)で手術中の医師が”ボーナスを受けとってきます”と言い出して
患者を置き去りにした事件も起きたそうな。ホンマかいな ぐっさんハイ