政府は沖縄詣が、ヒートアップして「踏まれても蹴られても」同情の世論つくり
に余念がありません。一方、諫早干拓の開門調査を踏まえて、鹿野農水相
が長崎を訪れて「部分的開門」を提案しました。全開門したら千数百億円も
掛かり。そのうえ被害がでる。部分的な開門なら80億円くらいですむ。しかし
調査の効果はないというもので、笑い話みたいですが、いずれも日本式民主
主義が立ち往生の感があります。お隣の韓国でもおなじような問題が発生
しながらも決着をはかるべく前進しようとしています。そのプロセスは農耕
民族のジパングでは、はかり知れないほど過激な衝突の結果、生まれたも
のです。あたしゃ詳しいことはわかりませんが、あれだけ怒り、泣き叫び焼
身自殺もやりかねないようなハウス栽培のおじさんがニコニコ顔で”儲か
っているよ”とテレビの画面に向かって話していましたが、あの摩訶不思議
な変身振りの秘密はなんだろうと首をかしげてしまいました。日本のマスコミ
が伝える内容は「米韓2カ国間のFTAは早ければ来年1月にも発効すること
になり発効すれば韓国からアメリカへ輸出される自動車に対する関税2.5%
が5年後には撤廃されるほか、アメリカから韓国へ輸出される牛肉・豚肉・
果物などの輸出にかかる関税が、一定の期間を経て撤廃される。これに
よって、アメリカ政府は、韓国への輸出が増加し、アメリカ国内で7万人の
雇用が創出されるものと期待されるとしています。一方、日本企業にとって
は競争相手の韓国がより有利な条件でアメリカへの輸出を進めることが可
能になるだけに日本政府が検討しているTPP=環太平洋パートナーシップ
協定への参加など、日本の通商戦略にも大きな影響を与えることになる」と
新聞にはありました。笑ってしまうのは、これだけ情報が乱れ飛んでいる割
にはズバッと明快に応えてくれるところがないんですな。足して二で割る、
日本式、つまり、どっちのほうにも顔を立てるやり方でお茶を濁そうとする
政府。そうしてその政府が悪いと叫ぶマスコミと地方自治体それら外郭団体
さらにそんな狂態に踊る民、面倒くさいから慎重にと先送りを叫ぶひと。日本
という国はかくも、責任をとりたがらない無責任国家に成り果ててしまったん
ですな。テレビをみればTPP、TPPと煩いこと。TPPに反対する集会には、
エラの張ったあの方が”(TPPが締結されたら)日本はどじょう一匹住めない
!”と首をふりふり叫んだり女性党首のあの方も”アメリカのオバマの手土産
にTPPを持っていくやり方に絶対反対”と金きり声をあげていました。その
ほか共産党、公明党など普段は犬猿の仲のセンセたちが急こしらえの船中
みたいに怪気炎をあげていました。一方、賛成派の経団連の米倉会長が
花咲じじいみたいな顔をしながら”国際社会の流れに乗り遅れるな”と記者
団に灰を蒔かんばかりに口にしていました。あたしゃねえ、何度も訴えてい
るんですが、別々に、勝手なことを叫ばずに、賛否の代表者が一堂に会し
て田原総一郎を行司役に徹底的に議論したらいいですよ。「24時間テレビ
討論」っていう形で。足腰が弱って、外には出られないというひとだって、茶
の間でテレビをみながら、両者の話をトコトン聞いて判断して、その結果を
民に問うてTPPの会議に臨むってえのは如何です。銭や人手もかからない
し、あたしゃ、妙案だと思うんですがねえ。とにかく、やってみることですよ。
でも、こんな提案なんて無視されてしまうんだろうな、今のジパングでは。
”日本の政治で必要なのは独裁!”と叫ぶ大阪の
若武者の言葉に頷きたくなる ぐっさんハイ!