落語の世界に登場する若旦那は飲む、打つ、買うの三冠王つまり道楽に、
うつつを抜かして親に勘当され、家を叩き出されて苦労する、、。そうして
浮世離れした言動を面白ろ、可笑しく噺家がその情景で笑いをとる。あたし
ゃそんな世界は落語の世界だけかと思っていましたら、現代でもあったん
ですねえ。それも百数億という大金を博打に使ったそうです。そんな浮世離
れした会社は尻ふき紙の大手。「大王製紙(東証1部上場)、創業家出身で
前会長の、井川意高(もとたか)氏(47)による巨額借り入れに関する調査
結果を公表した。井川氏が子会社などから借りた総額は106億8千万円
に達した。使い道が不明なため、同社は井川氏を会社法違反(特別背任)
容疑で刑事告訴する考えを改めて示した」。ある新聞をパクりましたが事件
の発端は、勇気ある社員の内部告発からだったとか。テレビには足元だけ
を映し出した元重役が声色も変えながら”なにしろ、創業者一族の権限は
絶大で井川父子には絶対的に服従する企業風土が根付いていた”と怯え
たようにいっていました。それにしてもあるところにはあるんですねえ。大金
が、、。ばか旦那の要求は最後の4日間で10数億円 にもなったそうですか
ら、そのへんの暴力団も真っ青になるほどの集金システムじゃありませんか
なにしろ博打場からはファーストクラスの飛行機のお迎えがあったうえに美
形のオンナの接待もあったそうですから、ばかにもなろうってえ、もんじゃ
ありませんか。愉快だったのは盗人猛々しいという、ことわざ通り”調査は
不公正かつ不公平で当初から創業家排除が目的だった”と批判している
そうですが、昭和62年3月東大法学部卒業、4月には父親が君臨する大
王製紙㈱に入社。蝶よ花よ、と帝王学を学ぶ傍ら、平成19年6月大王製
紙㈱代表取締役社長に登りつめたというチョーラッキーな男だとHPにはあ
りました。父君や側近たちが操るだけの中身のない男の末路は独裁者と
して博打とオンナに入れあげた、それも社員が稼いだ汗が一杯のお金を
湯水の如く入れあげたんですな。いずれにしても捜査のプロが手ぐすね引
いてトコトン真相に向かって驀進すると思いますから、素人集団の調査委
員会では暴けなかった実態が白日の下に曝される日も近いと思います。
アッ、そういえば九州の電気屋集団のボスや小ボスもいまだ浮世離れした
ように迷走していますが、特捜部あたりで真相を究明したら一発で首になる
んじゃないかと思いますが、日本式民主主義ってえのは手間暇かけるんで
すなあ。まあ、尻ふき紙の会社も独裁一家の悲劇が正義感あふれたイチ
社員によって、蘇生していくものと思いますが、てめえは、なんにもできない
くせに肩書きだけで威張りくさる、ばか社長をいただいている会社も、こんな
呆れた事件を契機にお客に視点をむけた、集団に生まれかわってほしいと
思いますな。エッ、あたしは今まで3枚で尻をふいていた紙を4枚にして憂さ
を晴らそうっと(ダメだこりゃあ)。
     ああ あたしも一夜でいいから ばか旦那になってみたい
                 ばか旦那願望の会 会員 ぐっさんハイ