(緊張した空気を和らげるように)中国側から”(日中国交の席上、話し合わ
れたように)領土問題は棚上げすることで次のテーマに移ろうと提案。東日
本災害時に中国側も救援隊を派遣。しかしながらアメリカの「トモダチ作戦」
は史上空前の救出作戦と映った中国側は”今回の作戦は日米同盟範囲の
行動なのか、それとも緊急事態への対応なのか”と質問。日本側は緊急事
態ではあったが日米の関係は強固な結びつきがあると強調、中国側の苛
立ちがうきぼりになった。因みに今回の「トモダチ作戦」はアメリカ海軍海兵
が連携し、統合の形態を執って活動しており作戦には1万8000人
を超える将兵が参加して、合同演習のために西太平洋を航行中であった
ロナルド・レーガン空母が急遽、予定を変更して本州東海岸域に作戦を展開
震災翌々日の3月13日には海上自衛隊災害派遣部隊との震災対応に関す
る作戦会議を実施。空母の将兵からは毛布やセーターなど1000着以上の
寄付が行われたほか、強襲揚陸艦エセックスの乗員からは玩具が寄付さ
れた。4月4日、本艦は洋上での拠点としての任を終え、「トモダチ作戦」へ
の参加を終了したとありました。中国側に苛立ちを象徴する発言が”アメリカ
側の偵察機は日本の基地から飛来している”とありましたが私は改めて沖縄
の軍事基地が中国側にとっては脅威であり、仮に県外や国外に移設される
ようになれば中国側は手を叩いて歓迎するであろうし、ますます沖縄近海へ
の侵犯がひんぱんに起こるのではないかと不安になりました。中国側はさか
んに「2国間での協議」を提案していますが日本側は中国がアメリカと引き離
すことを狙った意図で”中日両国での対話と解決”を強調していることを察知
棚上げ論などを持ち出しているものと考えているとし、日本側は”最近の国防
費の大幅増加は、わが国のみならず国際社会が注視している、さらなる透明
性を確保されたい、との発言もあった。この軍事実務者レベルでの対話は
鄧小平氏の肝いりでスタートしたそうですが氏は”疑心暗鬼が積もったらロク
なことはない、特に軍事となったら恐怖がうまれ、それが偶発的な事件を誘
発し、取り返しのつかないことになってしまう。それを回避するためにはお互
いに胸襟をひらいてトコトン相手がどんなことを考えているか、あるいはどん
なことをやろうとしているのか知ることが必要である”といったことが発端だとか。
”黒い猫も白い猫も、ねずみを捕らえる猫にかわりはない”という今日の
経済大国を実現し、鄧小平氏らしい将来の日中を見据えた奥深い会談は
日中の将来の命運をも握るような激論が戦わせるひとコマでしたが、鄧小平
氏の呼びかけに応じた、三岡元陸将も立派な方ですねえ。氏も”両国は歴史
も内容もまったく異なった国ではあるが、隣接した国では引越しはできない。
否応なく永く付き合いをしなければならない。そのためにはお互いに理解し
あわなければ信頼は生まれない”と語ってあります。私はこのドキュメンタリ
ーをみながら、24時間、不眠不休で国民と国土を守る防人の目立たない、
しかし重要な任務に携わる戦士に敬意を表すとともに、国境の海に位置す
る、沖縄の方々へ捧げたいと思いました。不退転の覚悟で沖縄詣でをして
いる閣僚各位、「踏まれても蹴られても」パンツの紐を締めなおして、わが国
の脅威を取り除くために沖縄県民にひれ伏して懇願してほしいと願った、実
に重たい「国境の海 日中 知られざる攻防」でありました。
              鳩ポッポには蟄居謹慎を申しつけ候 ぐっさんハイ