今年のノーベル平和賞受賞が決まりました。受賞された方々はリベリアのエ
レン・サーリーフ大統領(72)、同国の平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)
それにイエメンの人権活動家タワックル・カルマンさん(32)の3人に授与す
ると発表され、紛争解決や民主化に女性が大きな力を発揮できることを示し
功績を評価しました。ボウイーさんは女性の参政権を訴え、宗派や民族を超
えて女性を組織化した。サーリーフさんとも連携し、非暴力による民主化運動
の先頭に立った。カルマンさんは長期独裁政権が続くイエメンのジャーナリ
スト。NGOを創設し、女性の権利や表現の自由を訴え、「アラブの春」と呼
ばれる中東の民主化運動にイエメンで関わってきた。32歳の若さでの受賞
だ。 サーリーフ女史は06年、アフリカ初の女性民選大統領に就任。女子教
育の充実など改革に取り組んできた。識字率は向上し国内総生産(GDP)は
就任時の1・3倍に増加、国民の平均寿命も2・5歳延び55・47歳(09年)と
なった。国際派のエリートで時の政権との対立で2度も亡命に追い込まれな
がらも政治活動を捨てず、「鉄の女」と呼ばれ、改革が前進するのは、ボウィ
さんら一般女性の後押しがあるためだった。03年まで14年に及んだ内戦で
は推定27万人が死亡したと推定され多くの女性が夫や子を失い、性暴力の
標的にもなった。子供の手を引いて戦火を逃れた経験もあるボウィさんは、
02年、知人に呼びかけて反戦運動を開始した。「私たちの国に必要なのは
平和」。そう書いたボードを手に雨でも酷暑でも「銃弾よりまし」と独裁者テー
ラー大統領(当時)の官邸付近で抗議デモを展開。十数人だった参加者は
やがて数千人に膨れ上がり、平和を求める世論を盛り上げた。それが内戦
後初の大統領選でサーリーフ氏を勝たせる原動力になった。男女格差が色
濃く残る社会で女性が持つ力と可能性を示した意義は大きい。これはある
新聞紙面からパクったものですが、以前NHKがドキュメンタリーで放映した
こともあり、出前本舗でも伝えさせていただきましたが、男どもの愚にもない
面子や、クソみたいな威信を賭けた戦いに終止符を打たせただけでなく、
自らリーダーとなって主婦の目線で、地に足の着いた政治を行い、ジパング
にもお招きしたい御仁ですなあ。ニヤッとしたのは確か中国の胡錦濤国家
主席と会見するまえにお化粧をほどこしたり、中国がよだれを流しそうな豊
富な資源の一覧表をみせながら、胡錦濤国家主席の顔が引きつるような
硬い表情をさせるような、やり手ばばあ、みたいな巧みな駆け引きをする
シーンに思わず唸ってしまいました。警察長官にはアメリカに亡命した女性
を懸命に口説き落としていましたが、あたしゃ、そんな場面をみながら男だ
女だとか、肌が白い、黒いとか、ひとが感じることにまったく違いがないと思
いながら見入っていました。ノーベル賞といえば「モッタイナイ」を世界の共通
語にしたワンガリ・マータイさん(ケニア)も04年受賞されていますよね。
独裁政権下にあったケニアにおいて、公然と政権を批判したことで数度の
逮捕と投獄を経験。女であるにもかかわらず意志が強すぎ、コントロール
不可能であると夫が国に訴え離婚させられた経験ももつ、鉄の女というよ
り鋼鉄というか刃金のような女性でもあります。ケニア政府の環境大臣に
就任後、来日したときの首相であった、小泉さんと意気投合して「モッタイナ
イ」が口癖になったとか。そんな鋼鉄のような女性もガンには勝てずに71
歳で「モッタイナイ」御仁がまたひとり、旅立ってしまいました。
なお賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億1千万円)は
3人で割り勘で支給されると報じていました(そんなケチなこと
をせず夫々に受給してほしかった) ぐっさんハイ!