民主党の代表選はB級グルメの争いだ、と揶揄された、とたん本命視され
た前原氏が”日本の危機を救う。挙党一致で国難を乗り越えていく先頭に
立たせていただきたい”と業界言葉で代表選に出馬することを表明してい
ました。反小沢の筆頭ではあり、挙党一致を掲げ対極軸に立つ小沢氏は
”(前原氏が)会いたいというなら、それを拒まない”と鷹揚な態度をとって
います。しかし、民主党を追い出されそうな状況の中、世論に人気のある
前原氏の動向は無視できないところで、前原氏の指南役である仙谷由人
代表代行が都内の居酒屋で一杯やったという事実は大きな意味があるん
じゃないかと思います。マスコミや候補者のセンセは小沢氏が台風の目だ
と思っていますが、老兵は、ここで身びいきの候補者を推挙すれば一挙に
クリーン化を願う世論に弓をひくような結果になって、自分の首をしめかね
ません。あたしゃ、最終的には前原氏を支持するんじゃないかと睨んでい
ます(ちょっと、あんたが睨んだことで当たったことはあるの)。前原氏の出
馬で困ったのは野田財務大臣で”今は円高をはじめ日本の経済の対応に
全力をあげることに集中するときである”と早くも前原政権が実現した場合
には財務大臣続投を示唆していました。海江田氏も内閣総辞職前に辞任
するとの意向を撤回し、二匹目のどじょうを狙っています。用心棒と同名の
小沢氏や樽床氏の動静がすっかりかすんでしまい、台風の目から外れてし
まいそうです。一方、小姑化した自民党の石原幹事長は23日の記者会見
で、民主党代表選に立候補する前原前外相が在日外国人から献金を受け
ていた問題について”献金問題の説明責任を果たしていない中、なぜ急に
立候補を考えられているのか”と批判していました。さらに前原氏の政策に
ついても”政策的に散らかす癖がある。八ツ場ダムや、外相時代の日米や
日中についても言いたいことは言ったがその後の後始末を誰もしていない。
様々な問題が生じている”と政策に参加できない不満を記者団に八つ当た
りしていました。 政治評論家に鞍替えしたような会津のおじいさんは”早く、
前原氏と野田氏は話し合いをして一本化をはかってほしい”と呟いていまし
た。鳩ポッポは”菅さんが推薦する候補者は推せない”とつぶらな瞳で語り、
”正しいことを勇気をもって実行するひとに、なってほしい”という言葉には、
あたしゃ、飲みかけたお茶を噴いてしまいました。もう逝かれたかと思って
いた管首相は”総理を辞すると決意したのは、何か間違ったことをやったか
ら、責任を取るということはまったくありません。まったくありません――”と
23日の参院財政金融委員会でそう声をあげ、辞任決断に至った理由を語
っていましたが、ちったあ、細川さんや小泉さんを見習ったらどうでしょうか。
たちあがれ日本の中山恭子氏の愚問に答えたそうですが、まあ、大分の
高崎山のボスザルみたいな争いは、これからが本番。以上、永田町1丁目
からの実況中継でした。
沈黙は金なり ぐっさんハイ