ひさしぶりに超多忙人がつかまりましたので、博多駅近くの中華料理屋で
乾杯しようということになりカミサンと料理屋をめざしました。すこし早かった
ものですから、新装成った博多駅構内の阪急とか、なんとかハンズが出店
していますのでオープン以来の見物となりました。平日でもありましたが、
ウソみたいに閑散としていました。9階、10階の食い物屋をぶらついて無
印の店で食い物を調達して、出前本舗で紹介した3階のファッションの店を
思い出し、まだ生息しているのか気になって、その店を覗ききました。まだ
ありました。この店はスタッフが美脚そろいで、それがウリの店じゃないかと
思うぐらい若くて背が高く、チョー短いスカートやパンツを穿いて美脚を強調
しているんです。あたしが、そんな解説しているのを無視するかのようにカミ
サンは、素っ気なく足早に通過していきました。それまでは私のあとから、
ついてくるというペースだったのが、その店にきたとたん足早になったのが
不思議でした。そんな無駄な時間を費やして中華料理屋に着きましたが、
悪友はまだきていませんでした。めずらしく待ち合わせの時間を過ぎたとこ
ろでケータイが鳴りました。駅に着いてそちらに向かおうとしたら外人に声
を掛けられて、ある所へ案内中なのでしばらく待ってほしいということでした
約束の時間をすこし遅れて彼は飛び込んできました。かなり急いだみたい
で汗を拭いています。私は”どうしたの、なにかあったの”と汗を掻いている
彼に訊ねました。すると彼は”いや、駅を出てすぐのタクシー乗り場で後ろ
から”エクスキュースミー”と声がしたというのです。誰だろうとふりかえった
ら帽子からサングラスそれに服装まで黒ずくめの外人の女性が突っ立って
彼を呼びとめたんだそうです。オレに用事?というゼスチャーで自分を指さ
したら、そうだと頷いたというんです。で、近付いて”なにかよう?”といった
そうです。そうしたら黒ずくめのオンナが”安宿を知らないか?”と聞いて
きたそうです。あたしゃ、一瞬、新手の売春婦ではと思いましたが一見育ち
のよい彼は、”いや知らない”と真面目に応えたそうです。すると彼女は”ポ
リスボックスはどこだ”と聞き直したそうです。真面目な彼は売店に訊ねて、
親切にもその交番をめざしたそうです。ところが今度は彼女のほうが彼を
怪しんだのか、不安になったのか、彼がちょっと離れた隙に別の売店に聞
いたら、まったく逆の方角にあるようにいったものですから、いよいよ怪し
まれて、その場から動こうとしなくなったそうです。頭にきた彼は強引に”こ
っちだよ、間違いない!”とお得意の英語じゃなく、日本語でいって手を引
かんばかりに歩いていたら、その先に交番があったそうです。やっとの思い
で、お巡りさんにバトンタッチした好奇心一杯の彼は彼女とお巡りさんの
会話を耳にしたら彼女が”インターナショナル、、ホテル”と口にしていたそ
うです。興味をもった彼はお巡りさんに”そのホテルとはどんなホテルなん
ですか”と訊ねたら”お金に困った外人を収容するような施設だ”と教えてく
れたそうです。もちろん黒ずくめの女性は断られたそうです。我々を待たし
ていたので、そのまま来てしまったものの”ぐっさんがいるから、ここへ連れ
てこようかと思った”といっていましたが、残念な気がしました。その女性は
”私はどこで生まれたか知らない”などと気を引くようなことを口にしていた
そうですから、博多駅界隈を徘徊する新手の商売オンナじゃなかったのか
なと、思いました。その話で大いに盛り上がった再会でした。
オードリーの出演映画「ティファニーで朝食を」を思い出
して博多駅界隈でイイこと、、そんなのあるわけないか
国際都市「博多」 ぐっさんハイ