NHKの朝ドラ「おひさま」は好評です。テレビ関係者が鬼より怖い「視聴率」
が24.3%(7月20日現在)と断トツの視聴率でウチでもカミサンが録画し
ろとうるさいんです。まるで絵に描いたようなドラマですが、民放の無国籍、
無教養の番組が多い中。私のような昭和にどっぷりつかったものだけでな
くヤングにも新鮮な感動を与えているようです。相手のひとにたいする礼儀
正しさ、特に目上のひとにたいするマナー、言葉遣いなどなど失われつつ
ある日本のイイところが、あますことなく描き出されています。それに正しい
日本語がふんだんに語られて”あたし、どうしたらいい?だったら、あんたの
やる通りにしようかな”なんて現代人が使うような頼りない言葉が見当たりま
せん。それに、私が終戦のときはガキでしたのでわかりませんでしたが敗戦
と同時に教育が一変したり、終戦となって復員したひとが生きる術を見失っ
てしまう。そんな、世の中が一夜にして変わってしまった激変した昭和を悩み
手探り状態で、みんなが生き抜いた昭和は理屈ぬきにすごいと思います。
その状態は3・11の東日本大震災に襲われた状態とダブってしまう部分が
ございます。NHKさんはそんな状況下で”甘えるな!しっかりしろ!”と渇を
いれているんじゃないかと勘ぐりたくなるドラマです。物語はみなさん方がよ
くごぞんじのことと思いますので割愛させていただきますが、陽子(井上真央)
が太陽のように輝き、お父さん役に寺脇康文。兄さんとしてイケメンその1の
茂樹兄さん。嫁ぎ先の母親役に樋口可南子、父親に串田和美、この方は
俳優というより演出家なんだそうですね。樋口にド突かれながらそれでも一
家の大黒柱をして好演しています。そうして人気上昇中の和成(高良健吾)
が陽子の夫役として脚光を浴びています。カミサンなんか画面をみながら
うっとりしています。高良という姓で沖縄出身かと思いましたら熊本の出だ
そうですね。余談ですが沖縄は美男次女の宝庫。特に女性軍ときたら目も
くらむほどの人材が輩出。今、芸能界では沖縄の子でなけりゃ芸能人に
あらず、みたいな豪華な顔ぶれですね。テンペストに出演中の仲間由紀恵
どんど晴れの若女将役でスペシャルドラマにもなった比嘉愛未、彼女がおし
っこするのを想像することすらできない美人女優ですな。美形といえば国仲
涼子も博多座まで遠征しています。南国の情熱美人として黒木メイサ。彼女
からジーッと見詰められたら、どうしよう(おじさん、どうもしないよ)。それに
世界のミスコンからモデルとして活躍中の知名くらら。そのほか歌い手とし
ては安室奈美恵、夏川りみなど紙面に入りきれないほどの多彩ぶりですな。
沖縄には宝塚のような芸能人を養成する学校があって本土からも大勢押し
かけるそうですが、あのね、男子サッカーと一緒で空気伝染はしないそうで
す(ポカッ!おい、親父!最近のブログはやけに毒気が多いじゃんか)。ち
ょっとブレ過ぎてしまいましたが、祖母役の渡辺美佐子が昭和の頑固おば
あさん役として笑いを提供しています。それに日活の美人俳優だった白川
由美や吉村実子などが近所のおばさんとして味のある演技を披露していま
す。それに陽子の親友である2人の女優さんもいいですね。ナレーターが
若尾文子、その語りを暇人みたいに聞いているのが斉藤由貴などなど豪
華な顔ぶれで「昭和」を演出しています。銭さえありゃあ、オレたちだって
という妬み節が聞こえてきそうですな。でもね、あんたたちのような惰民を
製造するような番組じゃだめですよ。
    国家、国民をレベルアップする番組をつくる会 会員 ぐっさんハイ
 昭和という時代:戦後まもないころ、父の縁者の若い女性が鉄路の露と消
  えていったその女性は旧家の長男と結婚。大勢の家族と田畑を守ってい
  たとき夫に召集令状、、しばらくして戦死の知らせが届いた。悲しみの癒え   
  ぬ間に「家を守るために」と周囲の勧めに従い夫の弟と再婚した。懸命に
  その役目を果たしていた彼女のもとに戦死したはずの夫が復員するとの
  
  連絡があった。世情の混乱期とはいえ、あまりにもむごい誤報に振り回さ
  れたこの女性は復員した夫の姿を見届けることもなく列車に身を投げた。
  二夫にまみえたことで、己を責めた結果ではなかったのだろうか。あれか
  ら60数年。私は喜寿を迎えこどもや孫たちに囲まれ喜びを満喫させてもら
  っている。だが、心ならずも命を絶たなければならなかった彼女の胸中を
  思うとあまりにもふびんで悔し涙が出る。     主婦 Kさん 77歳