化粧品会社から表彰されても不思議ではないほど厚化粧をして化粧品の
業界に貢献している浅丘おばさんが今日の主人公です(ちょっと、おばさん
だなんて失礼でしょ!)。元旦那の石坂浩二がスッピンの顔をみたことがな
いと嘆いたかどうか知りませんが、春の叙勲で旭日中綬章を俳優の浅丘
ルリ子=本名浅井信子さん(70)(ちょっと、年齢はいいわよ)。が受賞した
という明るいニュースが、ある新聞に載っていました。ルリ子さんといえば
老兵が社会にデビューしたころの日活映画のアイドルで裕次郎や小林旭
の相手役として、当時は素顔のかわいい女優さんでした。いつでしたか「
武田鉄也のショータイム」という番組で高橋秀樹を褒めまくる番組の特別
ゲストでルリ子おばさんが出演して”秀樹、秀樹”と呼び捨てにして大スタ
ー秀樹は直立不動で冷や汗を流していました。ルリ子さんは、寅さんシリ
ーズで一番、寅さんの女房にぴったりだった、リリーという恋人としても何
度も出演していましたね。そんな浅丘さんが「デンデラ」という最新作の映
画に出演しています。この映画のキャッチフレーズが”浅丘ルリ子がはじめ
てスッピンで画面に登場!”とありますから、そりゃ興味がわいてきますよ
ね。物語は「雪に閉ざされた姥捨山に捨てられた70歳の斎藤カユ。極楽
浄土を夢見ながら気を失ったカユが再び目を覚ましたところは、老婆たち
の暮らす共同体"デンデラ"だった。30年前に捨てられた三ツ屋メイが、
このデンデラを作り上げたのだ。カユが来て、デンデラの人数が50人と
なったことを機に、メイは、かねてよりの計画を実行に移すことを決める。
自分を捨てた村を恨んでいたメイは老婆たち50人で村を襲撃し、村人の
皆殺しを計画していた」。と、まあ物騒で恐ろしい物語なんですが当節、
影が薄くなったおじんよりおばんの方が出番が多い時代にぴったりの映画
じゃないでしょうか。で、この映画、不気味というか怖ーい助っ人が沢山、
出ているんです。倍賞美津子に山本陽子、それに草笛光子さんなどなど(
勿論、順不同)。とにかく、それぞれに個性豊かな役者さんばかりですから
スタッフも気疲れでやせ細ったと嘆いていましたとか。今年1~2月、山形県
庄内地方で大雪のなかロケを敢行。45年ぶりの大雪に見舞われた庄内の
雪山でのロケについて浅丘おばさんは”たくさんの人たちに温かい気持ちを
いただいて、あまり寒くありませんでしたが、撮影に入った日はマイナス
11度で、寒いというより痛かったです”といい”使ったカイロは5万個使いまし
た”とジョークを飛ばし観客を驚かせたとか。でも、それなりのお年でしたから
メーキャップには、さほど手間はかからなかったとか(ポカッ)。(だれよ!そ
んないい加減なこというひとは!)冗談じゃないわよ、自前の化粧を落として
ばばあに化けるのは本当に大変だったのよ!(と、全員で声を揃えて合掌、
じゃなかった合唱)。まあ、それをじっくり検証するには画面をみるしかない
ようですな。どういうわけか観覧料は全国一律1000円とも書いてありまし
た。できるだけ多くのじじ・ばばにみてもらいたいのでしょうかね。エッ、いつ
から公開だって、、それは聞き忘れました。それにしても姥捨て山で息絶え
るどころか里に下りて自分たちを棄てた現役どもに復讐するってえ、映画
にはびっくりしましたねえ。でも現世では、まだまだ腰を抜かすような事件が
あとを絶ちませんなあ。ああ怖い、女と泣く子にはかないませんな。
            似て非なるは スッポンとスッピン ぐっさん ハイ