さあ、茶々さまと秀吉の攻防はクライマックスへと相成ります。お江は何より
茶々のことが気がかりで、龍子や千利休に相談に行きますが、茶々の胸に
秀吉への思いが芽生えたと指摘され、お江は面白くありません。しかし最も
茶々の思いに鈍感だったのは秀吉本人でした。茶々から完全に拒絶された
と思い落ち込む秀吉は北政所の前で思いが届かぬ茶々の近くにいるのは
辛すぎると語り出し、京の聚楽第に住まいを移すことに なる(パンパパンパン
!)。お江は誰よりも喜んだ。しかし、茶々の様子はおかしく、その胸の内で
は秀吉への思いが高まるばかりだった(パンパン!)。ある日、京からやって
きた秀吉が、茶々の縁談を決めたことを告げ、衝撃を受ける茶々だが、秀吉
の言葉を受け入れ、縁談が決まります。これは20回目の物語なんですが、
オンナ心とはビミョーなんですな。好きだ好きだ、とにじり寄られると腰がひけ
邪険にされると追っかけたくなり、まさに恋愛の初心者コースを地でいくよう
な展開の中、茶々は”断られて諦めるとは殿下らしくございません、仇といわ
れるほどの御身なら、それに倍する押しがあって然るべき”といったかどうか
しりませんが、その言葉に勇気を得た秀吉は”茶々さまへの思いはどうしよ
うもござりませぬ命がけでお守りいたしまする”と切り札を行使。茶々を抱き
寄せ、骨も折れよとハグしたところで勝負あったと相成りました。それにして
も北政所の演技は見事でしたね。まるで破談になった、さんまとの鞘当てを
再現するような熱演でありました。茶々も、落ち着くところに落ち着きましたが
先日、お江の三番目の亭主になる秀忠が脚本家の久美子さんに口説かれて
いましたね。番組での対談でしたが、それにしても向井・秀忠はイイ男ですね
え。久美子さんはカメラがなけりゃ、その場で食べてしまうぐらいの迫力で迫
っていましたものね。向井くんは朝ドラで一躍人気者になったんでしょ。NHK
って、ところは片っ端から、おいしそうな役者をパクるんですね。その向井くん
は二代目として本多正信(草刈正雄)に、しごかれて徳川政権の基礎をつくっ
ていくんですね。ところで堺屋太一が”二代目は先代の苦しみを知るが初代
は二代目の苦労を知らない、「上杉景勝・毛利輝元・宇喜田秀家」の戦国大名
の大半が消え去っても3人の二代目はしぶとく生き抜いたと呟いていましたが
森の石松じゃありませんが”もう、ひとりお忘れじゃありませんか”といいたく
なるのが、徳川株式会社の二代目社長の秀忠も3人の英傑に負けないほど
の人材ではなかったかと思いますよ。初代の家康は、こどもだって知っている
ほど知名度抜群ですが、あたしゃ二代目の地位にあるひとは、やって当たり
前という風評に耐え親父の遺言を忠実に守り徳川政権の礎を強固にした功
績は大したものだと思いますよ。向 井・秀忠が年上の女房どのの尻に敷か
れながら、どう強固な地盤をつくりあげていくのか興味深いですな、久美子
さん。アッそれから期待するといえばこのドラマは「三姉妹」がやたら戦略の
道具に使われる悲哀を強調していますが、秀吉の縁戚のおんなたちだって、
同じような悲哀を感じていたと思いますよ。特に旭姫なんか仲睦ましい夫婦
だったのに、その仲を引き裂かれて好きでもないひとの元に嫁がねばならな
かったんですからね。もらう家康だって中古のブスを(ちょっと黙って聞いて
りゃ言いたい放題、その辺の三流評論家と一緒じゃないの!ブスかどうか、
秀吉を連想してんじゃないのよ!)。それに別れさせられた旭の旦那だって
アル中になって使いものにならなくなったっていう、じゃありませんか。(アル
中になったら、ダメになるって本当?ちょっと、なに勘違いしてんのよ。それに
しても、あんたって夢のないひとね)。久美子さん笑ってないで、その辺も筆
を入れてみでくださいな。
            男は天下をとり 女はその男を操る ぐっさんハイ