お家の裏に、春の雪解け水が流れています。


僕たちは、時間の流れを見たり感じたりしているつもりでもそれはあくまで「相対的」なものに過ぎないんだな。


久しぶりに会った親戚の子を見て「大きくなったね〜僕も歳をとるはずだわ〜」なんて、人はほっときゃ時間の流れなんて意識しない。


時間が流れていくなんてのは、そもそも本当に起こっているのかどうかなんて僕たち凡人には証明できないし。


でもね、この課題をクリアしないと演奏家、あるいは音楽を誰かに教える側に立った時に大事な事を伝えられない気がする。


だから、今まで経験して来た「何か」を時間の流れに置き換えるのはアリ、だと思う。


水のながれ、空気のながれ、霧の流れ、陶芸のろくろの流れでもいいかも知れない。


先ずは、静止した空間でも時間は流れ続ける意識を持つ事が可能になれば、音楽感も変わるはず。


今日はフルートの音でオネゲルの牝やぎを描く。





フルートの上達も人生経験が後押ししてくれるんだ。朝練開始。