たしか秋元泰氏がラジオで「東大を出た人間が、東大を批判するのなら、ともかく、東大に行けなかったヤツが東大を批判しているのは、どうなんだ。」と言ってたけど、むしろ、そこが問題点で、おそらく東大生は東大の実績に疑問を持つことはないのかも知れない。
東大の能力に疑問を持つのは「東大がニュースになるのを見たことがない。」ということは「実績がないからじゃない。」と、否定的な[負のエネルギー]に強く背中を押されている。
「それに東大生には、他の先進国に比べて、東大は実績で見劣りをしているという問題意識が足りないじゃない。」
やはり!
人が考え事をする時は否定的な感情に背中を押されている。
追い詰められて[答]が必要で。
そこから!
考える方向性も、考えるテーマも生まれている。
小学生には、まだ、そんなテーマはなく。
追い詰められてもいないので[答]は模範解答を答えたに過ぎない。
考える方向性や、考えるテーマは学校で身に付くものではなく。
特に模範解答にピントの合っている優等生には、考える必要性は無いのかも知れない。
ニュースを見てると、中東のガザに対するイスラエルの攻撃に対して、アメリカの大学生が抗議のデモをしている。
あきらかにイスラエルは、やり過ぎで、パレスチナ人に10倍返しをしている。
ユダヤ人は過剰な報復主義で、多くの敵を作っている。
小沢一郎のように、毎日、敵を作っている。
ユダヤ人は、ハルマゲドンで人類は絶滅して!
そこから神を信じる自分達だけが復活するという神との契約を信じている。
そんな!
ユダヤ人以外に死を願う宗教観で敵を作っている。
そして!
ユダヤ人に学者や芸術家が多いのも「常識は自分たちを守ってはくれない。」自分達で決めるしかないという[負の感情]に背中を押されている。
その点!
日本人は共存共栄の精神もあって、むしろ多様性に適応できるのかも知れない。
異教徒の死を願うのではなく、多様な意見を一つにまとめる感情を世界中に示せる唯一の国かも知れない。
もしかして!
自分達だけの復活を願うユダヤ人には、多様性が苦手で、むしろ!日本人には宗教の多様性には、なんの問題もなく、お寺にも教会にも、そして神社にも平気で出かけて受け入れている。
そんな多様化に違和感のない日本人にイノベーションで勝機はあるのかも知れない。
田淵幸一は「インサイドアウト」という。
しかし!
どうすれば良いのか?
そこまでは分からない。
そんな時!
王貞治の日本刀と一体化している。
なんとなく!
多様性から一体感が生まれている。
[あいまい]で結論のハッキリしない日本語からは、連想が働く。
むしろ!
達成感のない日本語は変化しやすい。
テストを記述式に変えれば、ますます多様化して、正解は無くなっていく。
日本の大学にはイノベーションで成功した体験が無さ過ぎる。
日本語で考えたり、英語で考えたり、そして多様化で成果を上げれば。
そんな成功体験さえあれば!
秋元泰氏も、多様性のない、たった一つの正解のみのテストではイノベーションは生まれてこないという認識に繋がっていくのかも知れない。