この映画の最後のシーンを思い出してしまう。
どうしても、一人ぽっちのモリーに感情移入をしてしまう。
人は、ついつい映画やドラマに自分の思い出や願望を積み重ねて見てしまう。
[ひらめき]も同じような現象かも知れない。
イノベーションは技術革新で[ひらめき]を得て進化していく。
[ひらめき]は思い出や願望を積み重ねて見ていることで。
それは誰にでも起こり得る現象で、才能は必要ないのかも知れない。
映画の中でエルビスの腰の振り方はセックスを連想させると、何度も描写している。そんな先入観でエルビスのアルバムを聞くと、女性が性的に興奮する気持ちは体験できる。
人は映画や音楽に自分の思い出や願望を積み重ねて見聞きしている。
右脳で見ると知覚や感性という[フィルター]を透して見ている。
それは誰でも起こり得る反応で、人それぞれ違うものを見ている。
教科書は天才達の成功物語でヒントは山ほど見つかるはずなのに[ひらめき]を得ることができないのは、教科書を左脳で論理的に理解しようとすると、そのまま、正確に見るからで。
むしろ!
誰しも自分の記憶に、願望を、つみ重ねて見ていると、一本足打法を見て、日本刀のイメージでバット振れば気付くはず。
自分の探している答えは見えてくる。
映画の中でエルビス腰の振り方はセックスを連想させると、何度も描写しているけど、そんな先入観でエルビスのアルバムを聞くと、女性が性的に興奮する気持ちは体験できる。
そんな先入観さえあれば体験できる。
エルビスの甘い歌声で、女性達の体は、とろけている。
先入観さえあれば聞こえてくる。
天才達の能力は、100%長所ではなく欠点・欠陥も目立っているので、テストをすると学者としての資質を見極めることに失敗してしまう。
「ブレイクスルーしていくのは壊れてしまうからで、それは100%長所ではない。」という見方が必要なのかも知れない。
レオナルド・ダ・ヴィンチは「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」で。
エジソン少年は教師から「おまえの頭は腐っている。」と言われたらしい。
ベートーヴェンは耳が聞こえない。
どうしてルノアールは評価してもらえなかったんだろう?
もしかして!
ブレイクスルーしていくのは、ほんの一部が壊れているからで、それは欠点・欠陥で。
そして!
右脳で見ているのかも知れない。
先進国の中で創造力や技術革新で成果を上げたことのない大学が、一つあって、それは既存の常識しか認めないテストが原因で。
左脳のみで考えている。
そうではなく!右脳で考えて。
映画やドラマを見るように知覚や感性で見ると、自分の思い出や願望を上乗せして、それが[ひらめき]や気付きにつながっていく。
プレスリーの歌はブルースから生まれている。
左脳で聞くと、彼の歌は「変な歌い方」としか聞こえないけど。
女性は右脳でエルビスを見ているので、我々とは違うエルビスを見ているのかも知れない。