「なにか良いことがありそうだ。」と思えると、ドーパミンが分泌して、人をやる気にさせるらしい。
評価してくれる人や、好ましく思って肯定的に聞いてくれる人や、聞く気のある人に対して言葉は説得力を増していくけど、反対に軽蔑して話を聞く気のない人間には言葉が思い浮かばなくなってしまう。
ペーパーテストは出題者が答えまで指定して、その答えしか[〇]はもらえない。
違う角度から見たり、疑問に感じる子には正解が見えない。
そんな子は、すっかり自信を失くしてしまう。
二次元のペーパーテストだから答えは、一つしかないけど、三次元・四次元そして数学者の『不思議の国』は五次元の世界で、もう正解は無意味なものになっている。
二次元のペーパーテストに根本的な問題点があるのかも知れない。
二次元のペーパーテストでは、生徒の全員が模範解答の方を向いているので、当然!偏差値大学からは違う視点で見つめたり、常識をブレイクスルーしていく、イノベーションは生まれてこない。
しかし!
グループ学習では、違う角度から見て、違う形に感じてる子や「それは、おかしくない?」と問題点を指摘する子がヒーローになっていく。
それは違う答えで。
「うん?」と分からなくなって評価基準に達してなくても、可能性のある分からないか、可能性の無い分からないかは教師なら、ちゃんと見分けることができるはずで、テストではなく、高校に「そんな子を推薦してくれ。」と判断を丸投げして、そんな子を多く推薦した高校が高い評価を得て偏差値は崩壊するのかも知れない。
グループ学習では、教科書に書いてある事を話しても「自分の意見はないのか。」と評価してもらえない。
慌てない方が良い。
NHKの番組で「人は、ぼーっとしてる時に、ひらめく。」と言っている。
ひらめきを得ようと身構えても、なにも、ひらめかない。
むしろ自分の話を楽しんで聞いてくれる人の方を向いて話しかけると、自然に言葉は出てくる。
ドーパミンが分泌すると「なにか良いことがありそうだ。」と思えて、人をやる気にさせるらしい。
誰しも!
自分の話を楽しんで聞いてくれる人ならドーパミンが分泌して[ひらめき]を得ることができるという成功体験があるはず。
しかし!
従来のペーパーテストでは模範解答しか評価されず、違う視点でものを考える子には正解が見えてこないので、すっかり自信を失くしてしまう。
そんな子は、単にピントの外れた子でしかない。
偏差値大学の学生は現状維持で、何も変わらずイノベーションが生まれてこないのは当然かも知れない。
しかし!
最近の教室では盛んにグループ学習行われているらしい。
グループ学習では、違う視点で見る子や「それは間違ってない?」と問題点を指摘する子がヒーローになっていくので、そんな子の脳ではドーパミンが分泌して[ひらめき]を得ることができるのかも知れない。
グループ学習では視点を変えてみると評価してもらえる。
問題点を指摘すると評価してもらえる。
なによりも!
そんな自分の話を楽しんで聞いてくれる人に向かって話しかけると脳の中ではドーパミンが分泌して。
グループ学習は[ひらめき]に満ちて大成功するような気がする。
「分からない?」とか、他人とは見方が違うのは、必ずしも才能ではない。
[ひらめき]は、才能というよりも期待感が重要なのかも知れない。