誰しも、ついつい妄想で時間を浪費してしまう。
妄想に時間の無駄使いをしている。
しかし!
長嶋茂雄は自分のことを「天才!」「スーパースター!」と妄想をして、それは実現しているし、学者のイノベーションも未来を妄想している。
妄想や空想は、むしろ必要なもので。
偏差値大学からイノベーションが生まれてこないのは、妄想や空想では点数が取れないからで。
学者は、現実ではない、架空の、もう一つの時間を過ごしている。
妄想や空想は[答え]から考えている。
妄想や空想は、自分の中だけで完結して、他人に知られることはないので恥ずかしくはない。
なによりも!
妄想や空想には夢があって、希望もあって、イノベーションには必要なものかも知れないけど。
しかし!テストでは、夢や希望を書いても点数はもらえない。
ただ!
ルイスキャロルは数学者だけど、ナンセンスな空想を繰り返しているのは、彼には他人に知られたくない秘密があって、ナンセンスな物語で時間を過ごして、現実を忘れていたのかも知れない。
アリスは、なにもかもが正反対な自分自身で。
彼は、そんな空想で癒され、長い時間を無駄使いしている。
スティーブ・ジョブズは親に見捨てられたと被害妄想になってしまった。
成功をイメージする時間が、彼の唯一の幸せな時間だったのかも知れない。
彼は幸せな時間を終わらせたくなかったのかも知れない。
彼の空想は[期待感]が形になっていく。
クリミナル・マインドを見てると、犯罪者は幼児期に親からのDVを受けて、人が怖くて、人に牙をむいている。
なにもかもを、もう終わらせたいのかも知れない。
もしも妄想という幸せな時間があれば、犯罪者にはならなかったのかも知れない。
日本の教室ではペーパーテストを繰り返して、たった一つの正解以外は、みな[✕]をつけてしまう。
日本の教育には空想もなければ妄想もない。
ルイスキャロルは個人的な事情で、アリスという、もう一つの人格が必要で、ついつい!そんな空想に長い時間を過ごしている。
イノベーションは、そんな個人的な事情(負の思考力)から生まれてくるのかも知れない。
「多重人格」で検索すると。
一般に多重人格といわれるが、ひとつの肉体に複数の人間(人格)が宿った訳ではない。 とのこと。
いくつもの人格があるというよりも、幼児期のDVが原因で、それを切り離そうとして、一つの人格として統合できない精神疾患らしい。
「統合失調症」で検索すると。
統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。 統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。 陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。とのこと。
学者の空想は病気ではなく、個人的な事情からの現実逃避という[負の思考力]なのかも知れないけど。
しかし!
ナンセンスなアリスの物語として統合され、破壊と創造は一体化している。彼の精神は分裂してはいない。
そして!
我々も『不思議の国』で楽しい時間を過ごすことができる。
『不思議の国』は病気ではなく、ましてや才能でもなく、学者の生い立ちや個人的な事情という、裏側の知識で説明できるのかも知れない。
「幸せな天才っていないの?」