数学 61 | エイジのブログ

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野球で「反対方向に打て!」と言うと、聞き手は「反対方向」という意味以上のものを感じている。

 

会話は、聞き手が意味を感じることで成立している。

 

特に日本人は雰囲気で気持ちを伝えようとする。

 

それは言葉が持っている意味以上のもの感じていることが多い。

 

我々が1+1=2という100点満点の正解を即答できるのは、二次元の世界をイメージしているからで、それ以上の意味は感じてはいない。

 

しかし!

エジソン少年は粘土という立体をイメージして、そして二つの粘土を合わせて、粘土という三次元の世界に、時間軸が加わって四次元の世界をイメージして1+1=大きな[1]という新しい答えを作ってしまった。

 

100点満点の正解を即答できる我々よりも、間違った答えを出すエジソン少年の方が優れている。

 

数学が記述式の変わると、推理小説のように「分からない?」という謎が深いほど面白くて、そして刑事コロンボのように、ありふれた知識がヒントに変わっていく、計算だけの数学では何の価値もない「分からない?」という挫折や、どうでも良い知識の記述が増えていくのかも知れない。

 

日本人は[一対]のものがそろって完成という、yesとnoの間を揺れながら考えるのを好んで、もともと日本人はストライクゾーンが広く、数学が記述式に変わると、推理小説のように話が展開して、記述式の数学は、むしろ日本人に向いているのかも知れない。

 

会話は、聞き手が意味を感じることで成立している。

 

それは言葉が持っている意味以上のもの感じていることが多い。

 

数学も同じかも知れない。数字と記号だけでは意味が分からない。

 

仮想通貨は素数を使った暗号化技術で複製が困難らしい。

 

日本に、それが理解できる数学者は何人いるんだろう?

 

アラン・チューリングはエニグマの暗号化を解読したのも、数学には必ずそうなるという[法則]があって、考え方が共有できて、同じ数学者同士が偶然同じ事を考えても不思議ではない。

 

エニグマを解読したのではなく、偶然同じ事を考えたのかもしれない。

 

アラン・チューリングは、自分も暗号を作っていたのかも知れない。

 

法則を知ることで、他の数学者と思考回路を共有することが出来る。

 

ただ!

アラン・チューリングはアスペルガー症候群で空気が読めなかったらしい。まるでガラパゴス諸島の動物のように隔絶した環境で独自の進化をしたのかも知れない。

 

数学は他人に理解されなくてもかまわないという、自己完結型の学問なのか?

 

周囲から隔絶して、場の空気が読めない。それは日本人が最も苦手な数学かも知れない。

 

しかし龍安寺の石庭には答えは無く、日本人は長い時間軸で考えている。

 

推理小説は「分からない?」という謎が深いほど面白くて、そして刑事コロンボのように、ありふれた知識がヒントに変わっていく。

 

元々日本人は文系で数学が記述式に変わると、推理小説のように益々「分からない?」という謎は深まって、しかし最後は「なるほど!」と解決する数学になっていくのかも知れない。